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2006.05.24

『アンナとロッテ』★★★★★

Photo_22またナチス絡みの映画を観ちゃいました。『アンナとロッテ』です。

時代背景は第二次大戦前後。双子の女の子=アンナとロッテは、両親との死別を機に、アンナはドイツの農家、ロッテはオランダの普通の家庭と、それぞれ親戚の家に引き取られます。…が、そのことが彼女たちの運命を大きく変えていきます。

アンナは、学校にも行かせてもらえず家の仕事に専念しながらも、元々頭のいい彼女は新聞でナチスやら世界の情勢を知り、それがキッカケで叔父さんに暴力を受け家を飛び出します。そして、メイドとして転々としながらナチスの将校と結婚、戦争によって死別します。

一方ロッテは、最初は引き取り先の親戚に反発しながらも、温かい家庭で教養のある女性に育てられ、音楽院に通うピアニストの男性と出会い、婚約します。が、その男性はユダヤ人であったため、ある日二人で映画を観に行った時に、その前に寄ったカフェのロッテの忘れ物を取りに行った時に捕まり、強制収容されてしまい果てはアウシュビッツへ…。

同じドイツ人でありながら、周りの境遇によって、何も知らずにナチスを見て成長してきたアンナと、婚約者が殺されたことで深くドイツを憎むようになったロッテ。戦争というものは、双子という普通の家族よりも強い絆で結ばれているはずの姉妹でさえも切り裂いてしまうんですね…。

戦争に断絶された姉妹でしたが、この映画では“現在”の二人も語られて、その最後は何とも言いがたい切なくも優しい結末でした。

アンナとロッテ DVD アンナとロッテ

販売元:ポニーキャニオン
発売日:2005/05/18
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