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2007年2月

2007.02.28

『君とボクの虹色の世界』★★★☆☆

Photo_38パッケージのストーリーを読んで何となく観てみた『君とボクの虹色の世界』です。カンヌで新人監督賞とか獲ってる作品らしいです。ラブストーリーに分類されていたんですが、そうなの?って感じのちょっと複雑なストーリーでした。

妻と離婚し、息子ふたりと暮らす、デパートの靴売場販売員=リチャード。高齢者タクシーの運転手=クリスティーンは、客のマイケルと共に訪れたデパートでリチャードに一目惚れする。クリスティーンが自作のアート作品を持ち込んだ美術館のスタッフ=ナンシーは、エロチャットでリチャードの息子ロビーと出会ってしまう。リチャードの同僚アンドリューは、ふたりの女子高生と卑猥なゲームに興じている。その女子高生たちは、自分たちのテクを確かめるためにリチャードの息子ピーターで試してみる。

…と、登場人物それぞれが絡み合いながら、恋愛とも取れないビミョーな関係を築いていくの。それは、歪んでいるようで純粋だったり、純粋なようでただの本能だったり、人間が見せる様々な側面なわけで。

だけどあたしにはとりあえず、クリスティーンの妄想寄りの言動が恐すぎました。

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2007.02.26

アカデミー賞授賞式、終わりましたね。

Dep1_leo_800x600先ほど、今年度のオスカー授賞式が終わったようですね。作品賞の『ディパーテッド』は、マーティン・スコセッシにあげたようなもんなんじゃないかなーって思っちゃいますねぇ。スコセッシ、やっと監督賞獲れたし。だってリメイク元作品の『インファナル・アフェア』のほうがいいらしいじゃないの。なのにアカデミー会員…というかアメリカ人はこっちをほとんど観てなくて知らないらしいというね。せっかくだから元の作品も向こうの方々に観ていただきたいわね。…って、あたしも観てないけど。どっちも。

Bbl_sb1菊地凛子さんは残念だったようですが、まぁ仕方のないところでもあるんでしょう。対抗馬が強すぎました。でも、向こうで日本人が活躍するには、アジア人!!って感じの顔立ちのほうが強いんですかね。そのほうが起用する意味がある、って感じなのかもしれないけど…。

Pans1受賞&ノミネート作品の中でいちばん気になるのは『Pan's Labyrinth』でしょうか。劇場まで行って観るかは分かりませんけど、観てみたいっす。あとは『マリー・アントワネット』もやっぱ観に行くかなー。キルスティン、ブサイクだけど、衣裳はやっぱ綺麗だからね。オスカー獲ったし。あとはまぁ、何だかんだで『バベル』も観ようかなーと。

だけどこの時期になると、昔レンタルビデオ屋でバイトしてた時の記憶が甦ります。本部から受賞作の速報のFAXが来て、それに合わせて陳列棚を作り変える、ってのがけっこう大変だったんだよね〜。

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2007.02.25

『笑う大天使(ミカエル) 』★★★☆☆

Photo_36やっと『笑う大天使(ミカエル)』、借りられました。星3つにしてますが、星3つ半ってとこでしょうかねぇ。面白くなかったわけではないんだけど…みたいな。

母ひとり子ひとりで貧乏暮らしをしてきた史緒(上野樹里)。その母親が急死してしまったことで、突然生き別れになっていた裕福な家に暮らす兄に引き取られ、名門お嬢様学校=聖ミカエル学園に転校させられるの。

庶民の暮らしからいきなり別世界に来てしまった史緒は学園の生活に違和感を感じまくり。挨拶は“ごきげんよう”だし、朝イチにはお祈り、歯の浮くような生徒たちの会話…。

ある日、耐えられなくなった史緒が校舎の裏でチキンラーメンを食べていたところ、それをクラス委員長・柚子と副委員長・和音に見られたことがキッカケで、柚子と和音の本性も明らかになって3人は打ち解けるの。その時に3人には特殊な力も備わってしまうんだけど…

そんな中、学園の生徒が行方不明になり、3人もその大事件に巻き込まれることに…。

映画全体の世界観とか色使いとかはあたしの好きな感じなんだけど、ストーリー展開が慌ただしくて散漫な感じなんだよねー。CGの使い方もちょっとオーバーだし。ナレーションも何だかウザいし。それで星の数を減らしたっちゅうところもあったり。これ、コミックが原作なんだよね。だからむしろコミックのほうを読みたくなりました。

しかし史緒の兄役だった伊勢谷友介、『松子』でも思ったけど何かいいっすねぇ。上野樹里はやっぱ可愛いし。あと、菊地凛子も出てて、今まで知らなかった女優さんだけど、存在を知った上で観ると華のある女優さんなんだなぁって思いました。

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2007.02.23

テストを受けてみた。

“テスト”と言っても、ネットにあった“全国一斉日本語テスト”とかいうもの。問題数は30問。漢字とか敬語の使い方とかを問うものでした。

あたしの結果は…76点。“ふつう”だそうですがね…とほほー。おいら、一応中・高の国語科教員免許持ってるんですけど。漢字力・表記力・文法・マナーは5段階評価中5で、語彙力(評価1)と敬語(評価2)がダメなようです。しかしマナーが5で敬語が2って、若干矛盾してる!? どういう評価基準なんでしょう。

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2007.02.20

『戦場のアリア』★★★☆☆

Sennjyou第一次世界大戦下に起きた事実を描いた『戦場のアリア』を観ました。

ある兄弟はドイツへの宣戦布告を知り兵に志願して前線へ。ドイツのテノール歌手=ニコラウスは、妻でソプラノ歌手=アナとオペラの舞台に立っている時にドイツの戦争突入を知り、やがてニコラウスも徴兵されて前線へ…。このストーリーは、そんなスコットランド軍・フランス軍・ドイツ軍が交わる前線での出来事。

クリスマス・イヴ。前線では、家に帰れない兵士たちのために、ドイツ側には小さなクリスマス・ツリーが何本も届きそこに火が灯る。スコットランド側からはバグパイプの音色が流れ、そこにコーラスが加わる…。

アナは夫に会いたいがために、ドイツ皇太子へのクリスマスのコンサート開催を願い出る。それが許され、アナと共に歌ったニコラウスは、その“歌”を仲間たちに聴かせたいと思う。そして、ニコラウスとアナは二人で前線へ戻り、そこでクリスマス・キャロルを響かせるのだ。その声は、兵士たちの心を溶かし、一夜だけの休戦協定が結ばれる。

英語(しかもスコットランド訛り)、フランス語、ドイツ語と、異なる言語の彼らが“聖夜”のもとに交流が深まっていく様が温かい。クリスマスという特別な夜が生んだ特殊な出来事。戦争とは、かくも切なく悲しいものなのかということを改めて感じさせます。

…が、歌が吹き替えなのが分かりすぎて、肝心の歌のシーンにあまり感動できず。むしろ歌のシーンで個人的にはトーンダウン。きっとちゃんと歌える人が演じたほうがよかったんだろうなとは思うけど、しょうがないのかしら。これでオスカー外国語賞ノミネートなの。

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2007.02.19

『親切なクムジャさん』★★★☆☆

Kumujasan今さら韓流ブームか!?的に韓国映画を観ちゃってるんですが。というワケで『親切なクムジャさん』を観ました。もっとサイコサスペンスな感じかと思ってましたけど、そうでもないのね。

6歳の男の子の誘拐殺害容疑で逮捕されたクムジャ(イ・ヨンエ)。彼女の美貌と清純さとで事件はセンセーショナルに報道されるも、あっさりと容疑を認めた彼女は刑務所に送られ、13年の刑に。

刑務所で出会った囚人たちにクムジャは“親切”に接し、それが時には殺人まで犯してしまうんだけど、それは囚人たちにとっては“親切な”出来事で。だから彼女は“悪女”の名前と共に、何をやっても“親切なクムジャさん”って呼ばれるの。

だけど彼女のその“親切”は、実は復讐を果たすための計画の一つでもあったわけで、その計画は刑期中の13年のうちから行なわれ、刑期を終えて刑務所を出た途端、大きく動き出すの。

彼女の悲しみと復讐心が赤いアイシャドーというメイクに表れていて。その表情が切なくて。だけど、その悲しみのヒダ的なところがあんまり深くなかったかなーって気もします。不条理な感じとか、絵的に不思議なところとかは、ちょっと天井桟敷を彷彿とさせるものもあったりして。

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2007.02.14

行ったのはもうだいぶ前ですが。

200607121658000だいぶ前…去年の7月頃に、ウチの編集長に曳舟にある“Cafe雲水”に連れて行ってもらいました。写真も撮ったのに放置してたので、忘れないように今さら書いときますおー。

出張校正(色校正をチェックする、印刷の最終確認ね)の帰りに、お散歩好きな編集長が“胡麻豆腐が食べたい!!”ということで急に連れて行ってくれました。曳舟にあるということですが(車だったのでよく分かってませんでした)、たぶんあたしは一人では二度と行けない気もします…。大通りからちょっと奥まったところにお店があるってこともあり。

200607121643000

胡麻豆腐が有名なんだという編集長の言葉どおりに胡麻豆腐のセット(コーヒー付き)を注文。ちょっとお上品なかたちどおりに、濃厚な胡麻の味で、すっごい美味しかったです。コーヒーも美味しかったんですが。お店の雰囲気もステキだったので、ホントはいつか撮影にも使わせていただきたいぐらいですね。

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2007.02.13

『デイジー アナザーバージョン』★★★★☆

Daisy忘れないうちに、『デイジー アナザーバージョン』も観てみました。むーチョン・ウソン、イイ!! …っていう作りなワケで。いきなりパクウィの回想&語りで始まるという、暗殺者パクウィ(チョン)の視点で描かれていると言うか、パクウィの心情が“インターナショナルバージョン”よりは多く深く描かれている作りになっています。

こっちのほうが、“声”が少ない分、よりフランス映画的と言うか…むしろ韓国語って静かな語り口だとフランス語っぽいのね、ってちょっと思いました。作品自体の雰囲気は、こっちのほうが好きだなー、あたしは。…フランス映画は苦手なんですけども。

この作品のほうがヘヨン、パクウィ、ジョンウの心情が平等に描かれているような気がするけど、これだけを観ても『デイジー』については分かりにくいかもしれない。“インターナショナルバージョン”の、ちょっと分かりづらかったところが“アナザー~”で分かるところがあったりするから。だから『デイジー』って作品自体受け入れられた人、あたし同様チョン・ウソン萌えな人(笑)は、こっちも観るとより理解を深められるかなーと思いました。

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2007.02.12

『幸せのポートレート』★★★☆☆

Stoneサラ・ジェシカ・パーカー主演の『幸せのポートレート』です。でもクレジット的にはクレア・デーンズが主演的扱いのようでしたけども。他にはダイアン・キートンとかも出てます。

キャリア・ウーマンのメレヴィス(サラ)は、完璧な自分を目指すがゆえにすごく神経質。そんな彼女が恋人エヴェレットにクリスマス休暇のために実家に招かれる。そこには彼の父・母(ダイアン)の他に、娘を連れた長女スザンナ、次女エイミー、次男ベン、三男サッドとその恋人も集まっているんだけど、メレヴィスのあまりの神経質さと真面目さゆえに家族に受け入れられないの。そんな状況に耐えられなくなったメレヴィスは自分の妹ジュリー(クレア)も呼び寄せるんだけど、イヴのディナーで家族に対して大失言を放ってしまい、一気に険悪なムードに……

メレヴィスと共に、恋人エヴェレットもまた完璧を目指す人間で、二人とも自分と自分の幸せというものを見失っちゃっているんだけど、それに気付かせてくれたのが、ベンでありジュリーであり。そして、一度は険悪なムードになった家族の心を溶かしてくれたのは、メレヴィスから家族みんなへのクリスマス・プレゼントだった。

家族が抱えるちょっとした問題と、幸せに辿り着くまでの過程と。自分と相手の理解が、ちょっとした変化を生むんだな…とほっこりしたところもあり。…が、ラストに向けてのあの設定はありえないだろ!的なところもあり。

ちなみに原題が『the famiry stone』で何でかなーと思ったら、この一家の名前が“ストーン”さんなんですね。ついでにちなみに、ベン役のルーク・ウィルソン、よく他の映画(『キューティ・ブロンド』とか)でも観てたけど、何かやっぱり好きですねぇ。

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2007.02.11

『ユナイテッド93 』★★★★☆

U93_1『ユナイテッド93』、ようやく観ることが出来ました。あの日からもう6年半も経ってるんですね…。あの日あたしは会社で知ったんだな。出勤前に知った他の社員がつけたテレビで。観ていて信じられなかったし、とにかく恐かった。事件の背景を知るにつれ、余計に恐くなった。『ワールドトレードセンター』はまだ観てないんですが…あたし、9.11関連のドキュメント観ると涙が止まらなくなるので、これも予想どおり…。とにかく、この映画は切なすぎました。

2001年9月11日の朝。あるホテルの一室で神に祈りを捧げる4人の青年たちの姿から映画は始まる。他の乗客と同じように、ユナイテッド93便に乗り込んだ彼らは、その時を待っていた……。

9.11の朝からの出来事を、93便の乗客だけでなく、次々と旅客機がハイジャックされ激突&墜落していく様を目の当たりにする管制や空軍の状況を、ドキュメンタリー・タッチで描いている。

空港の混雑のために離陸が遅れる93便。そのことが結果的に彼らの運命を動かしていたわけで。次々と旅客機がハイジャックされていく中で、離陸が遅れたために“行動”も遅れた93便。それゆえに、これが自爆テロだと気付いた乗客たちは、犯人=4人の青年に立ち向かっていったのだから。

悲しいだけの映画にしたくない、という製作者側と遺族の意向があったからか、ただあの日の時間を追うだけでなく、そこに彼らの生活も覗かせていて、それが余計に悲しくさせる。それに、アメリカ政府のダメっぷりもちゃんと見せていて。その全てが悲しすぎて切なすぎて。

ボーナス映像に、実際の遺族たちの言葉や、演じた俳優たちとの関わりが収められていたんだけど、それがまた悲しくもあり、ちょっとした救いでもありましたね。

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2007.02.10

『デイジー』★★★★☆

Main_1韓国映画『デイジー』を観ました。出演陣はみんな韓国人なんですが、話の舞台はオランダなの。で、やっぱりあたしチョン・ウソン萌え、的な(笑)。

画家の卵ヘヨン(チョン・ジヒョン)は、手伝っている祖父の骨董屋に定期的に届くデイジーの贈り主を待っていた。デイジーを描くために行っていた野原で起きたことから続いている出来事なのだと信じて。

平日は街の広場で似顔絵を描いているヘヨンの前に、デイジーを持ったひとりの男が現れる。インターポールの刑事、ジョンウ。彼は麻薬組織の捜査のためにアムステルダムに来ているんだけど、そこで起きた銃撃戦にヘヨンも巻き込まれて声を失い、ジョンウも重傷を負って韓国に帰ってしまう。

その銃撃戦の中で、遠くからヘヨンを守ろうとしていたもうひとりの男がいた。暗殺組織の中にいるパクウィ(チョン・ウソン)。遠くからヘヨンを見守るだけだった彼は、ある日彼女に近づいた。そこから、彼女と彼らの関係が大きく動いていくのだが……

やはりそう来たか的な、韓国映画っぽい悲しい展開を見せるんだけど、それがあまりオーバーではなく、あくまでも静かに淡々と描かれるところは、あんまり韓国映画っぽくないかなぁと思わせます。韓国に新しい色を作ったような映画でしたね。

ヘヨンを中心に3人の視点で描かれていた今作(インターナショナルバージョン)に対し、パクウィの視点から描かれた“アナザーバージョン”があるとかで、チョン・ウソン萌えのあたしは、むしろそっちを観るべきか!? 今度そっちを借りてみまーす。

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2007.02.08

『彼女を見ればわかること』★★★☆☆

Photo_37今さら観ました、『彼女を見ればわかること』です。“彼女”たちの様々な事情が5話のオムニバス形式で描かれている映画です。キャメロン・ディアスだのホリー・ハンターだの、グレン・クローズだのキャリスタ・フロックハートだの、出演している女優陣も凄いわけですが。

痴呆症の母親を介護しながら想いを寄せる医師からの電話を待つ女医(グレン)。彼女の未来を予言する占い師(キャリスタ)は、恋人の死に直面している。3年あまり続いている不倫相手の子を妊娠してしまった銀行のボス(ホリー)は、優しい言葉すらかけてくれない相手に絶望しながら中絶手術を受ける。年頃の息子と二人で暮らす母親は、隣家に引っ越してきた小人症の男を気になりながら、息子のセックスの話にショックを受ける。盲目の妹(キャメロン)の世話をしながら暮らす刑事は、自分が担当する自殺死体が高校の同級生だったことに気づく。

“彼女”たち自身の、“彼女”たちの受けるちょっとした言葉や行動が、“彼女”たちを突き動かしていくんですね。女とはかくも強くて弱いものなのか――と、ちょっと考えられる作品であり。だけど、文化的にアメリカならではな展開かもなー、という感じもしましたね。

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2007.02.06

『バブルへGO!! タイムマシンはドラム式』★★★★☆

Photo_35またも試写会に当たりました~。今日観たのは、広末涼子主演『バブルへGO!!タイムマシンはドラム式』です。今日は仕事も忙しいし行くのやめようかと思ったんだけど、同僚M子ちゃんの“もったいないじゃん?”の一言で俄然行く気になりまして…ビンボー人だわ…。

母(薬師丸ひろ子)の突然の死去で悲しみに暮れる真弓(広末)のもとに、財務省の下川路(阿部寛)が訪ねてくる。死んだと思われた母は、財務省の極秘の計画により、母が偶然作ってしまったタイムマシンで17年前、バブルがハジける前の日本に行き、そこで行方不明になったというのだ。突如真弓に与えられた使命は、同じく17年前に行き母を捜し、バブル崩壊のキッカケとなった政策の施行を止めることだった。

90年と言うと、あたし高2か。高校生の頃は女子大生ブームで、大学生の時は女子高生ブームだったっちゅう、いちばん何の恩恵に与れていない世代ってやつです。だからなのか、バブルなんて感じたこと全然なかったし、バブル崩壊のキッカケに不動産何とか法ってのがあったなんてことも全然知らなかった。だからこの映画、あたしにとっては懐かしくもあり、勉強になったところもあり。

だけど、政策一つでバブル崩壊が止められたか、止めたところで2007年現在が幸せかどうかは分からないよね。それに、バブルの時代があったから今があるんだし。でも今も好景気って言われててあたしは全くピンと来てなかったけど、この映画を観てたら、確かに今も異常なほど贅沢な世の中かも、って思っちゃいました。

この作品、原作が『私をスキーに連れてって』とかのホイチョイ・プロダクションズ、製作が亀山千広で脚本が君塚良一という、フジテレビ系ヒット作チームなわけです。だから、“らしい”トンチのきかせ方は面白かったですね。あとは、劇団ひとりにかなりウケました(^-^)

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2007.02.04

『16歳の合衆国』★★★★★

16sai_wall02_800知り合いが“良い映画”と挙げていた『16歳の合衆国』を観ました。確かに、実に脚本のしっかりした見事な作品でした。ただ、非常に考えさせられる作品でもあるので、エンタテインメント性ってところで言ったら、ちょっと違うのかもしれないですけども。

16歳のリーランドは、元恋人ベッキーの弟で知覚障害者であるライアンを殺害し逮捕される。そこがこの作品の発端になるわけで。リーランドは有名作家の息子であったところからも事件はセンセーショナルに報じられる。拘置所の作家志望の教師パールは、リーランド自身から感じる憂いと、自分の作品の題材としての興味とで、リーランドと会話を始めるの。

その会話の中から、彼自身の家庭の問題、ベッキーとその家族が抱える問題が明らかになることで、徐々に事件の本質に辿り着こうかというその時、さらなる悲劇が起きる……。

登場人物自体も、人物同士の関係性も、全てが会話で明らかになっていくんだよね。全ての関係に原因があって結果がある、みたいな。その関連性を見事に脚本で描き切っていましたね。

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