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2007年5月

2007.05.31

『マッチポイント』★★★★☆

Match ウディ・アレン監督作『マッチポイント』を観ました。ウディ・アレンの作品って数本しか観たことないけど、これは何か面白かったです。脚本の感じとか。

アイルランドからロンドンに渡りコーチの職を得た元テニス・プレイヤーのクリス。そのクラブの会員であり会社経営者の息子トムと出会って意気投合。彼の家に招待され、そこで出会った妹のクロエと付き合うようになり、父親の会社へも就職を果たすの。

金持ちの生活に染まり始めたクリスだったけど、休暇を過ごした別荘でトムの婚約者ノラ(スカーレット・ヨハンソン)に出会い、急速に彼女に惹かれ始める。一度ノラと過ちを犯すも、クロエと結婚に至る。子供を欲しがりそのことばかり口にするクロエとの生活に満たされない想いを抱く中、トムとノラが別れたことを知り、さらに偶然街中でノラと再会を果たすと、一気に愛欲にまみれた生活に堕ちていくクリス。

義父に気に入られ会社でも重要なポストを与えられて、妻とも子供を作るために生活を続けつつ、ちょっとした合間をぬってノラとも会うという危険な関係を続ける中、妻より先にノラの妊娠が発覚。そのことでだんだんと狂気性依存性を増して追い詰めてくるノラに対してクリスが取った行動は……

徐々に高ぶっていく狂気の様が、目に見えるように描かれているのが何か良かった。ただ、この作品でスカーレットがまるで脱いでないのは不自然、と言われてたけど確かに…ってところもありましたわ。最後の“マッチポイント”がああいう結末に繋がるとは、ちょっと意外な気もしつつ。ネットに乗ったボールがどちらに転がるか…自分の人生にこんなことってあったかなーなんてこともちょっと思いました。

ちなみに、アメリカ女(ノラ)とイギリス家庭のお話っちゅうことで、米語と英語の発音の違いがちょっと分かったのは嬉しかったわん。

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2007.05.25

『みなさん、さようなら』★★★★☆

Photo_48 父親の最期を看取る家族や友人の、その“最期”までを描いた『みなさん、さようなら』を観ました。いや~切ない映画でしたねぇ。

ロンドンでディーラーマンとして働くセバスチャンに、母親から“パパの具合が悪い”という電話がかかってくる。女グセが悪く家族を困らせてきた父親とは、両親が離婚してからほとんど口をきかなくなっていたセバスチャンだったが、母親の声にただならぬものを感じて、婚約者と共に故郷のカナダに帰るの。

父親のレミは、設備の整っていない病院の大部屋に入院していて、セバスチャンは友人の医師に頼んでアメリカの病院でCTを撮ってもらうことに。そして診断結果はやはり末期ガン。

母親の“楽しい病室にして”という願いを聞き、仕事で海の上にいる妹からビデオ・メールを受け取れるようにし、病院と交渉して病室を広い部屋に移し、レミの友人や“過去の”女性たちと連絡を取るセバスチャン。そんな間にも悪態をつくレミとは口論が耐えなかったりするんだけど、友人や女性たちと語るレミの過去話や今の心を知り、そしてレミもまたセバスチャンの心の内を知るにつけ、だんだんと二人の間は溶けていく…

父親と息子という複雑な繋がりを持つ両者の、死を介在にした微妙な変化を繊細に描いた作品で、ほとんどが“会話”で進んでいく展開とか、非常にしっとりとしたいい作品でしたね。脚本も良かったかと。

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2007.05.22

『僕の大事なコレクション』★★★★☆

Photo_47 イライジャ・ウッド主演作『僕の大事なコレクション』です。こんなに不思議で切ない展開を見せる作品だとは思いませんでした。そんな結末が待っているんだけど、とても良い作品でした。

ジョナサンの趣味は家族にまつわるものを集めること。その“コレクション”の対象は、“家族が一瞬でも携わったもの”であれば何でも、と多岐に渡るんだけど、そんな中、祖母が死ぬ間際に彼に1枚のモノクロの写真を渡すの。それは、すでに亡くなっている彼の祖父と見知らぬ女性が写されたもの。ジョナサンの祖父にまつわるたった一つのコレクションにバッタが透けて見えるペンダントヘッドがあったんだけど、写真に写る女性の胸にそれが光っていて…。

“祖父の命の恩人”だと話す祖母の言葉と、写真の裏に書かれたメモを頼りに、ジョナサンはウクライナに旅立つの。そこで出会ったガイドと名乗るアレックス、盲目だと言い張りながら車を運転するアレックスの祖父、その盲導犬という3人と1匹で旅が始まる。

そして、ヒマワリ畑に囲まれた一軒家に辿り着くんだけど、そこで様々な封印されていた過去が紐解かれていって…

言葉や文化の違う3人の旅ながら、探していたものはある一つの歴史的事実にまつわることだったわけで。そこに辿り着く物語だとは思ってなかったから、観終わったところで何かそこはかとない寂しさが広がったり。でも、ちょっと温かいものも残る、いい作品でした。

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2007.05.21

三社祭に行ってきた。

親が三社祭を見に行くという話を聞き、行ったことないし見てみたいし…と、一緒について行ってきました~。

070520_170813 一応、お神輿の進行予定表みたいなものもあるんだけど、歩いていると至るところで太鼓の音が聴こえてお神輿が通って、しかも細い道もガンガン通っていくという、予想以上の凄まじさ。でも、この仲間に入ってみたいっす、あたしは。

Photo_45 ほいで、昼には「長浦」というお蕎麦屋さんに行きました。なんでも、吉本ばななのエッセーにも出てたんだとかで、なぜか今さらばななにハマってるウチの父親が場所とかバッチリ調べてまして。地元の人にも評判がいいとこらしく、ハッピ着た人もわんさか来てました。

Photo_46 ちなみにお蕎麦は、大根の千切りが混ざってて、食感がシャキシャキで美味しかったです。

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2007.05.17

『暴いておやりよドルバッキー』★★★☆☆

筋少ちゃん再結成に盛り上がる3月に発売された大槻ケンヂ著『暴いておやりよドルバッキー』を読みました。

あたしを含め、多くの筋少ちゃんファンが騙されたことと思いますが……筋少の曲タイを使ってたり、帯に“再結成をめぐる日々”とあったりしますが、筋少再結成にまつわる直接的な話題はほとんどないの。相変わらずのオーケンの徒然なわけですが、それでもある意味オーケン的ちょっとした激動期を挟んでるってことで、テンションが上がってる様が面白かったりします。いちばん最後の項のいちばん最後の2行は何だか泣けたしね。

だが。本編とは関係ないところでツッコミどころがいくつか。

劇団ひとりが帯にコメント寄せてますが…やはり彼のこの間の作品『陰日向に咲く』の作風に感じたオーケンっぽさは、まさにそのまんまだったというわけだわね。何て言うか…って感じ。

あともう一つ。これは編集部に言いたいことだけど、読者ハガキがなかったのでここに書いちゃうの。あたしも同業者だし、敢えてね。あのね、あり得ない誤字が多すぎる。むしろ編集者として間違っちゃマズいだろ的な日本語の間違いがね…。ちゃんと校正してんのかしら。赤字入れて編集部に戻す?(笑) 帯に“校正しながら、笑ったり、感動したり。(担当者)”とか書いてる場合じゃないっての。せめて再版の時にはちゃんと校正してね、ぴあの谷●さん!!!

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2007.05.16

『エトワール』★★★★☆

Photo_44 『エトワール』は、フランスのオペラ座のバレエ団を3ヶ月間密着し、舞台はもとより練習風景やインタビューを収めたドキュメンタリー映画です。

オペラ座では、所属の150人のダンサーが5階級に分かれていて、その中でも“エトワール”というのはトップダンサーのこと。プリマと同じってことになるのかな? そんなエトワールたちの練習やインタビュー、そしてステージの様子をメインに、それ以下の階級のダンサーたち、さらにはオペラ座付属のバレエスクールの生徒たちの日常を描いていくのね。

日本のバレエダンサーを追った番組もよく観るし、そこでも同じような風景が見られるけど、とにかく自己への厳しさがハンパない。厳しい階級社会の中で、自分の将来やアイデンティティを考えながら、結局はやっぱり自己との戦いなわけで。

あたしも昔エレクトーンを習ってた時、1日の休みを取り戻すのに…というのを自覚してたからこそ毎日練習してたけど、バレリーナとなるとそれが全身に響いてくることでしょうしね…好きなことを続けることへの覚悟の大きさを思い知らされる作品でした。

バレエとオペラは観たことがないんだけど、そのどちらもの公演があるオペラ座、いつか行ってみたいですね。そういえば、実家の近所に住んでる子が、最近わりとステージを評価されてるバレリーナなんだとか。

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2007.05.15

銀座ゴハン。

200705151330000 もうね、忙しすぎたりほんのり無気力だったりで、全然DVD観てませんの。だからブログもまるで更新できてないわけですが、それもどうかな?と思って、また銀座ゴハンネタです。

今日のランチは、「VILA MOURA」というポルトガル料理屋さんでした。前にも行ったことはあるんだけど、今日あたしが食べたのは春野菜のスープでどうのこうの(忘れた)ってので、野菜もりもりで美味しかったです。

ポルトガル料理ってまるで馴染みはないんですが、前に行った時に同僚M子が食べたものは味付けに若干クセがあったそうな。あたしはあんまり感じたことはないんですが、夜のお料理を食べてみたら、またいろいろあるのかもねー。

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2007.05.06

『カサノバ』★★★☆☆

Sub_1 稀代のプレイボーイ、カサノバを描いた映画、タイトルもそのままな『カサノバ』です。これねぇ、ホントは試写会が当たってたんだけど忙しすぎて行けなかったやつなのよねー。…と言いつつ、今さら観たわけですけども。

“必ず迎えに来る”と言い残して家を出て行ってしまった母の言葉を信じ、ヴェネチアで美しい青年として成長したカサノバ(ヒース・レジャー)。恋に生きた母親の血を受け継いだのか、女性という女性を愛し女性に愛を与えるプレイボーイとして、ヴェネチア中で彼の名を知らぬ女性はいないほど。だけど、戒律の厳しいカトリック教区のもと、彼は姦通罪やら詐欺罪やらで追われる身に。そんな追っ手から逃げるために潜り込んだ大学の講堂では、ひとりの男が女性の権利について講義中だった。…が、男と思われたその人は、男装していたフランチェスカ(シエナ・ミラー)だったわけで。

彼女の言葉に心を打たれつつも、カサノバは後ろ盾を得るために良家の子女との結婚を迫られる。花嫁を探している間に、カサノバの本当の愛を目覚めさせたのは、偶然再会したフランチェスカだったんだけど…

全編ヴェネチア・ロケっちゅう映像や衣裳は綺麗だったんだけどね、観終わった後に、“何だコレ”ってちょっと思っちゃったりして。愛を探すカサノバの行動も、カサノバを演じたヒースもまぁ良かったんだけど、途中の展開に強引と言うかワケ分かんなさを感じてしまってね。個人的には、カサノバをヴァンサン・ペレーズみたいな人が演じてくれればさらに萌えました。てへ。

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2007.05.01

『ラッキー・ガール』★★★☆☆

Jml3_800 リンジー・ローハン主演作『ラッキー・ガール』を観ました。もうね、リンジーの魅力ばっかりが全面に出まくったラブコメです。

信じられない幸運の持ち主で、仕事もプライベートも順調すぎるぐらいのアシュレー(リンジー)。対して、運にとことん見放され、やることなすこと裏目に出まくっている青年ジェイク。その二人が仮装パーティーで運命の出会いを果たす。それは、アシュレーが企画したレコード会社のお披露目イベントで、ジェイクは自分が目を掛けているバンドをレコード会社のボスに売り込もうと潜り込んでいたんだけど、そこで出会いキスをした二人は、それをキッカケに運命が入れ替わってしまうの。

キスを境に、アシュレーはことごとく運に見放され始め、会社をクビになりイイ雰囲気になっていた男性にはフラれ、めちゃくちゃな人生に転落。反対にジェイクは運を手に入れ、バンドは瞬く間にブレイクするの。

パーティーに来ていた占い師に“キスで奪われた運は、キスで取り戻せる”と聞いたアシュレー。ジェイクを探し出し、キスで運を取り戻すんだけど…

運が良ければ、それだけ良いこともあるんだけど、運だけでは片付けられない自分の感情とか相手の事情とかもあるわけで、そんなことをちゃんと見つけられたアシュレーがどん底から綺麗になっていく様子が気持ち良い映画でした。…が、ちょっと行き切ってない気がするところもあったりなかったり。監督さんが『10日間で男を上手にフル方法』と同じ人だそうで、『10日間~』もそういえば行き切ってない感はちょっとあったな…なんて思ったり。その行き切ってない感は、リンジーにもちょっと感じるんだけどね。

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