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2007年6月

2007.06.28

『ブラック・ダリア』★★★☆☆

Bddesk4_800 ブライアン・デ・パルマ監督作『ブラック・ダリア』です。劇場公開前、鮮烈なヴィジュアルでの宣伝に目を惹かれました。1947年にロサンゼルスで起きた“ブラック・ダリア事件”という実際の事件を元にしたフィクションである。

“ミスター・アイス”と呼ばれるバッキー(ジョシュ・ハートネット)と、“ミスター・ファイア”と呼ばれるリーはボクサーとしてライバルの関係だったが、共に警官へと転身。そんなふたりに、ロサンゼルス市警のPRのための慈善試合の企画が持ち上がる。市警の中ではエリート部署でもある特捜課への異動をかけたものでもあったんだけど、バッキーは父親の施設費のために敢えて負ける。そして、予定通り特捜課へはリーが異動になったんだけど、バッキーに誘いの声がかかる。

“氷と火”の名コンビとして交流を深める二人。バッキーは、リーと同棲する恋人=ケイ(スカーレット・ヨハンソン)に出会い惹かれつつも、そんな気持ちを押し殺して二人と付き合っていく。そして、数々の犯罪を取り締まる中で、二人はある銃撃戦に巻き込まれる。リーの言葉で命拾いをしたバッキーだったが、その現場のすぐ近くで女性の惨殺死体が発見されるのだ――それが“ブラック・ダリア”と呼ばれる女優志望のエリザベス・ショートだった。

自分とバッキーを“ブラック・ダリア事件”の捜査に当たれる殺人課に回れるよう画策しつつ、事件解決に異様なまでの執着心を見せるリー。そんなリーを気にかけつつも、バッキーは段々と事件の核心に近づいてゆく…。

これまた、人物相関図を見ながら映画を観たほうが分かりやすいかも的な作品だったんですが、とにかくラスト20分ぐらいの展開が凄まじい。“へ!? そっちだったの??”みたいな展開で、目が離せませんでした~。あとは、衣裳やら映像の雰囲気やらがとにかくステキでした。

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2007.06.27

『パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド』★★★☆☆

Potc3_group_1024x768 チケットだけ買って観に行けていなかった『パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド』ですが、代休を取ってたのもあって空いてそうな地元の映画館に観に行ってきました。何て言うか…もうホントにこれで完結でいいんじゃね?という感じでした。

前作『デッドマンズ・チェスト』で、デイヴィ・ジョーンズの心臓は東インド会社率いるペケット卿の手に渡り、操られてしまっている海賊たちの状況を打破すべく、そして海に沈められているジャック(ジョニー)を救うべく、ウィル(オーリー)とエリザベス(キーラ)や海賊たちがどうするか…というのが今作のお話。

ペケット卿の海賊狩りで危機に瀕した海賊たちがある歌を口ずさむ。それは世界の9人の海賊たちを集めて行なう評議会の召集の歌であり、ジャックもバルボッサもその一員なわけで。そのために1作目で死んだバルボッサを甦らせ、ジャックのいる“海の墓場”へ行くため、それが描かれた海図を持つサオ・フェン(チョウ・ユンファ)のいるポルトガルへ向かった一行。ペケット卿の攻撃をかわしながら海図を得た彼らは、バルボッサの指揮のもと、“海の墓場”へ辿り着き、ジャックとも再会を果たす。

そこから、彼らそれぞれの思惑が絡み、凄まじい戦いが始まるの。これがね、ウッカリすると“何でこの人とこの人が戦ってるんだ!?”って混乱してきたりして。先日プロモーション来日したキャスト陣が“今回は愛の話”的なことを言ってたけど、愛が絡む実情が次々と暴かれてきて、複雑な人間関係も見せていて。

そういう、ちょっと切ない群像劇的なところはよかったけど、結局ドタバタな感じも否めなかったりして、それが“何だかなぁ”感になっていたりして。まだ続きを作れそうなエンディングでもありましたけど、“振り出しに戻る”って感じでもあったので、やはりこれで完結でいいんじゃないですかね? やはりオーリーには萌えましたけど、ジョニー萌えにはちょっと物足りなかったとこもあったりして。

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2007.06.25

『記憶の棘』★★★☆☆

Kiokunotoge_b_1024 ニコール・キッドマン主演作『記憶の棘』です。何とも不思議で不気味な作品でした。

雪の降りしきる公園を黙々と走る男の姿……そんな静かなシーンから映画は幕を開ける。しかし男性はトンネルに差し掛かったところで突如倒れて動かなくなる。途端に切り替わった画面は生まれたばかりの赤ん坊の姿を映すと、すかさず“10年後”へ……

母親のバースデイ・パーティーの席で、自身の婚約も祝われるアナ(ニコール)。ショーンと死別した彼女は、ジョゼフとの再婚が決まったのだが、その席にショーンと名乗る少年が突然やって来る。少年は、アナの夫だった“ショーン”だと言い、ジョゼフとの結婚を辞めるように執拗にアナに迫っていくの。

少年の話を誰もが信じない中、二人だけの秘密でさえも知っていたことで、アナだけは信じ始め、少年の言う“愛”に応えようとする。しかし、生前のショーンの親友の妻が少年にあることを告げる…そのことから、信じていたそれぞれの愛が歪み始めるんだよね。

愛のかたちだとか信じていたものがだんだんと歪んでいく様が何より恐ろしくて。特にニコールのイッちゃった表情なんかね、ホントにスゴいの。だけど、最終的な結末は、結局どっちだったんでしょうかね?

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2007.06.20

『カポーティ』★★★★☆

Et20060929103511931l0 『ティファニーで朝食を』で名声を得た作家トルーマン・カポーティの『冷血』を書くまでの状況を描いた『カポーティ』をようやく観られました。やはり難しかったー。

ニューヨークタイムズに掲載された、一家惨殺事件の記事にショックを受けると同時に興味を覚えたカポーティ。この事件を文章にしたいという欲に駆られ、被害者一家の周辺の取材を始める。事件を担当する刑事の妻がカポーティ作品のファンだったことで、捜査内部にも近づけ始めるの。そして、やがて容疑者として逮捕された二人の青年へ接触をしたカポーティ。青年のうちの一人ペリーに興味を覚え、ペリーからも信頼されるようになり、二人は“会話”を始めるの。

だけど、“自分たちを救うための作品づくり”をしてもらっていると思うペリーと、あくまで“自分のための作品づくり”であるカポーティの駆け引きは、ある行き違いがあったことでペリーの心が再び閉ざされてしまい、ひとたび止まってしまう。

しかし、執筆のため事件が結末になかなか辿り着かないことにイライラしながらも、予想される“結末”に悩み始めるカポーティ。事件に深く関わりすぎたことで、そして辿り着いた事件の結末で、カポーティの心に宿したものとは…

カポーティとペリーの会話、揺れ動くカポーティの心の機微、進んでは戻る事件の裁判…と、全てが緩やかに静かに展開していくため、その全てを理解しながら観ていくのは凄く難しいことでもあったわけで。しかし、カポーティを演じたフィリップ・シーモア・ホフマンの演技、ねちっこく心に取り憑かれるようで凄すぎました。

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2007.06.18

『薬指の標本』★★★★☆

3_800 小川洋子が原作のフランス映画『薬指の標本』を観ました。何とも淫靡な作品で、ぜひ原作を読んでみたいと思いましたね~。

炭酸飲料の工場で働くイリスは作業中に薬指を怪我し、工場を辞める。そして港での仕事を探していたイリスだったんだけど、船で渡った先の森の中にあった建物に“標本作製助手募集”の貼り紙を見つけるの。依頼人の持ち込むものを何でも“標本”にする仕事…不思議に思いながらもイリスはその仕事に就くことにする。

港にあるホテルで、夜間に仕事をする男の部屋を夜だけ借り、昼は標本作製のラボに行くという生活を始めるイリス。綺麗な靴をプレゼントしてくれた博士の雰囲気に不思議な感覚に捕われながらも、だんだんと仕事にも慣れ始める。そして、次第に博士に身も心も捕われながら、同時にホテルの同室の男とも微妙にすれ違い始めるの。

そんな時、依頼人であり靴磨き屋である男に“靴に侵食され始めている”と言われるイリス。だけど靴を脱ぐことをせず、唯一の逃げる手段のようなものだったホテルの部屋の男との接触の機会も逃し、ますますラボに入り込んでいく。そして、ラボの建物内に住む“住人”の関係も知ったイリスは、標本作製の依頼を決意する……

靴とか足って、性的なものを象徴する部分でもあるんだよね。そういうエロティックなものを描きながらも、このお伽話のようなミステリーのような感じは何なんでしょう。映像から匂い立つこの感じ、ぜひ文章でも感じてみたいです。

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2007.06.13

『ワールド・トレード・センター』★★★★☆

Wtc ようやく観ました、オリバー・ストーン監督作『ワールド・トレード・センター』です。『ユナイテッド93』のほうはすでに観たんだけど、同じ“あの日”にまつわる事実を描いた作品でも、心に残る印象はまた違いますね。

『ユナイテッド93』は、“あの日”のもう一つの事実的な、ハイジャックされながらも乗客の勇気と判断で標的への激突を避けた航空機で起きた事実を描いた作品。多くの乗客とその家族や背景も一緒に描くことで、より深い悲しみと、その逆の希望も少しだけ見える作品になっていて。

そしてこちら、『ワールド・トレード・センター』で主に描かれた事実とは、2機が激突したWTCのツインタワーの救助に当たる港湾警察の二人の警官ジョン(ニコラス・ケイジ)とウィルと、その家族。

“あの日”の朝、1日が緩やかに始まるところから、あの事件へと急転。当時のニュース映像や大統領の発表したコメントなどを交えながら、だんだんと事件が明らかになっていく様が描かれる。現場周辺の市民も救助機関も、何が起こったのか、何が原因なのかも分からないまま、WTCへ急行する。通常はニューヨーク市内の警備担当ではない港湾局の警官たちも救助に要請され、ジョンを班長にウィルらが現場に駆けつける。

タワーの上の階に取り残された人々の救助に向かうため、酸素ボンベをかき集め、いざ昇ろうというその時、タワーが一気に崩れ始める。ジョンの指令で鉄骨の強いリフト部分へ逃げた彼らだったが、崩壊が収まった時に声が聞こえたのはジョンとウィルの他1名だけ。しかし、彼も2度目の崩壊の時にウィルの目の前で生き絶える。

薄れゆく意識の中、恐怖と痛みにパニックになりながらも、お互いに声を掛け合い生還を強く願って、外へサインを送るの。遠くから響くそのサインを聞いた二人の海兵隊員が二人を発見する。そこからまた凄惨で命がけの救出が始まり…

描かれる中心人物が、二人の警官と家族だけだったことで、“あの日”の焦点が定められていて、“あの日”起きたことへの現地での受け止め方が“こうだったんだな”というのがより深く分かり。あるはずのないことの連続で、その事柄を急に理解できるわけがないわけで。その情報の錯綜する様、人々の気持ちの混乱する様に、こちらにも混乱した空気が伝わってきて、なかなか事実だと受け入れられない。

警官を演じた二人、ほぼ目と声だけの演技で切迫した空気を作り出しているのが、作品により臨場感を与えていて。何より、ビル崩壊のシーンとか、どうやって撮ったんでしょうか。“アメリカ”が作った作品だから、というところもなくはなかったけど、とにかく凄まじい、記憶と記録に残したい映画でした。

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2007.06.11

『セックス・アンド・マネー』★★★☆☆

Img_gallary01 ジェニファー・アニストンら出演作『セックス・アンド・マネー』を観ました。とりあえず、“ここで終わっちゃったりしたらワケ分かんねーな…”と思ってたところでエンドロールが流れ始めて、ちょっと引っくり返りましたが。

昔から仲の良い4人の女性を中心に回る物語。元教師で今はメイドで生計を立てるオリビア(ジェニファー)は、男にツキがなく、4人の中で唯一の独身。経済的にも苦しいため、3人からは哀れんで見られたりすることもあるんだけど、オリビアは自由に生きようとしてる。フラニー(ジョン・キューザック)は、裕福な結婚生活をしていて、夫婦関係も良好(と思われていて)、理想的な女性に見られてる。クリスティンは夫と共同で脚本を書いているんだけど、家のリフォームや仕事のことをキッカケに、夫との関係が崩れ始め…というか、本来の姿を見出すの。ジェーンはファッション・デザイナーとして名声を得ているんだけど、性の境がない夫に悩み、更年期も加わり常にイライラしてしまう自分を見失ってしまう。

40代を迎えたそれぞれの女性の生き方や悩みを浮き彫りにしていくんだけど、中でもジェーンに対しての“40代という歳を自覚して…”って言われるところは何か堪えたなぁ。あたしも今は遊んでばっかだけど、40なんてきっとすぐ来ちゃうんだ。そんな時…と言うか、それまでのあたし、どう生きていくべきか、ちょっと悩みますね。タイトルが日本人としてはちょっと勘違いもしちゃいそうだけど、“性”と“お金”の悩みって、30~40代の女性にとってはやっぱ大きな問題なんだよね。

しかし、話の展開としては、最初に書いた通り、いきなり終わっちゃうし、解決を見ないままだったりするので、悩みが残されちゃってビミョーな気分でした。

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2007.06.09

『夕凪の街 桜の国』★★★★☆

ブロガー試写会に当たったんだお。なのでまた会社をぴゅ~っと抜け出して観に行っちゃいました。田中麗奈・麻生久美子主演『夕凪の街 桜の国』です。試写会場がIMAGICAの試写室だったんだけど、このIMAGICAの建物が味があって良くてね。こちらこそ撮影に使わせていただきたいわ。なーんて。

Main2 原爆が投下されてから13年後の広島に、母と二人で住む皆実(麻生)。街も復興してきて、だんだんと平穏な生活を取り戻し始めているんだけど、皆実の心からは原爆で父と妹を亡くし、“生き残った”という罪悪感が消えないでいる。職場に想いを寄せる同僚(吉沢悠)もいるんだけど、その罪悪感があるがゆえに、新しい一歩を踏み出せない。

Main_2 一方、現代の東京に、父親と弟と暮らす七波(田中)。父親は皆実の弟・旭で、その父親が家族に隠れて電話したり出かけるのを不審に思った七波が跡をつけてみると、広島に辿り着く。七波は母や祖母が亡くなった原因を知ることなく、その記憶に蓋をして生きてきたんだけど、広島で父親の姿を追いかけることで、だんだんとその記憶と真実が結びついていくの。

原爆や戦争のことを強調して非難する描き方ではないんだけど、何気ない日常を奪われた女性たちの心を繊細に描かれていて、それがとてつもなく切なくて。人はみんな、生きる権利も幸せになる権利もあるわけで。そう考える心すら燃やしてしまい、後世まで想いを残す戦争というもの…唯一の被爆国である日本だからこそ描けた心の映画なんだと思います。

監督が『半落ち』の佐々部清で、こういう繊細な表現の仕方は納得。すっごい泣いちゃいました。隣のねーちゃんはもっと泣いてたけど。あと、田中麗奈も麻生久美子も良かったけど、吉沢悠が意外に良かったです。

夕凪の街 桜の国 DVD 夕凪の街 桜の国

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2007.06.07

『RENT』★★★★☆

Rent DVD観るペースが完璧落ちちゃってますわね…。ようやく観た作品は、ブロードウェイ・ミュージカルを映画化した『RENT』です。ミュージカルって苦手だっちゅう人もけっこう多い中、あたしはわりと…と言うよりむしろかなり好きなんですねー。んでこの『RENT』、日本版の舞台では宇都宮くんも出てましたが、残念ながらこの映画が初見だったわけです。

芸術家の卵たちの集うNYのアパートに住むロジャーとマイク、そしてそのふたりに関わる男女6人のストーリーなんですね。家賃滞納のためアパートのオーナーから追い出されそうになる現実と戦いながら、彼らが抱くさらなる問題はエイズやドラッグ、ゲイやレズという自分自身と向き合わなければいけない現実なわけで。

自分を愛せず相手を愛せない彼らが回り道をしながら現実と向き合おうとするんだけど、そこにはまたいくつかの壁もあって、なかなか理想に辿り着かず…

生きるための様々な問題が歌で描かれていくことで、より深い感動や想いを心に刻みつけていくんだけど…この映画はミュージカルがダメな人にはホントにダメなんじゃないかなー。あたしもこういうストリート系の作品は映画よりやっぱ舞台を観たいと思っちゃった。

『プロデューサーズ』なんかと近い、“舞台でやってることをそのまま映画で”という作り方の作品だったように思うけど、『プロデューサーズ』はわりと室内劇だったからスクリーンに入ってもアリだったけど、こちらのようなストリート系だと、画面に映ってない人や街の動きも大切だから、ちょっとビミョーなとこもあった感じだなー。

レント DVD レント

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