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2007.06.18

『薬指の標本』★★★★☆

3_800 小川洋子が原作のフランス映画『薬指の標本』を観ました。何とも淫靡な作品で、ぜひ原作を読んでみたいと思いましたね~。

炭酸飲料の工場で働くイリスは作業中に薬指を怪我し、工場を辞める。そして港での仕事を探していたイリスだったんだけど、船で渡った先の森の中にあった建物に“標本作製助手募集”の貼り紙を見つけるの。依頼人の持ち込むものを何でも“標本”にする仕事…不思議に思いながらもイリスはその仕事に就くことにする。

港にあるホテルで、夜間に仕事をする男の部屋を夜だけ借り、昼は標本作製のラボに行くという生活を始めるイリス。綺麗な靴をプレゼントしてくれた博士の雰囲気に不思議な感覚に捕われながらも、だんだんと仕事にも慣れ始める。そして、次第に博士に身も心も捕われながら、同時にホテルの同室の男とも微妙にすれ違い始めるの。

そんな時、依頼人であり靴磨き屋である男に“靴に侵食され始めている”と言われるイリス。だけど靴を脱ぐことをせず、唯一の逃げる手段のようなものだったホテルの部屋の男との接触の機会も逃し、ますますラボに入り込んでいく。そして、ラボの建物内に住む“住人”の関係も知ったイリスは、標本作製の依頼を決意する……

靴とか足って、性的なものを象徴する部分でもあるんだよね。そういうエロティックなものを描きながらも、このお伽話のようなミステリーのような感じは何なんでしょう。映像から匂い立つこの感じ、ぜひ文章でも感じてみたいです。

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コメント

>メルさん
TBありがとうございます☆
あたしもメルさんのブログにお邪魔させていただいて、
“あたしも同じこと思った!”って思ってました~。
まだ原作は読めてないんですけどね(^_^;

投稿: ぢゅん。 | 2007.06.25 13:00

初めまして♪

私もこの映画を見て、原作を読んでみたいなぁ、ってすごく思いました。
これが日本の設定だったら、一体どんな風に描かれてるんだろう、ってすごく興味津々です。

>映像から匂い立つこの感じ、ぜひ文章でも感じてみたいです。

って、ほんとそう思いました。

TBさせていただきましたm(_ _)m

投稿: メル | 2007.06.23 09:00

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» 「薬指の標本」 [心の栄養♪映画と英語のジョーク]
薬指の標本 SPECIAL EDITIONハピネット・ピクチャーズこのアイテムの詳細を見る 20歳のイリス(オルガ・キュリレンコ)はある日、働いている工場で誤って 薬指の先を切り落としてしまう。彼女は仕事を辞め、知人のいない港町へ と引っ越した。やがて彼女は、不思議な標本室で標本作製士の助手という 働き口を得る。ある日、イリスは標本作製士の中年男(マルク・バルベ)から 一足の靴をプレゼントされる。男に頼まれ、その靴を履き続けるイリスだったが・・・。 少し前に見た映画、「博士の愛した数式」の原作... [続きを読む]

受信: 2007.06.23 08:56

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