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2007.06.09

『夕凪の街 桜の国』★★★★☆

ブロガー試写会に当たったんだお。なのでまた会社をぴゅ~っと抜け出して観に行っちゃいました。田中麗奈・麻生久美子主演『夕凪の街 桜の国』です。試写会場がIMAGICAの試写室だったんだけど、このIMAGICAの建物が味があって良くてね。こちらこそ撮影に使わせていただきたいわ。なーんて。

Main2 原爆が投下されてから13年後の広島に、母と二人で住む皆実(麻生)。街も復興してきて、だんだんと平穏な生活を取り戻し始めているんだけど、皆実の心からは原爆で父と妹を亡くし、“生き残った”という罪悪感が消えないでいる。職場に想いを寄せる同僚(吉沢悠)もいるんだけど、その罪悪感があるがゆえに、新しい一歩を踏み出せない。

Main_2 一方、現代の東京に、父親と弟と暮らす七波(田中)。父親は皆実の弟・旭で、その父親が家族に隠れて電話したり出かけるのを不審に思った七波が跡をつけてみると、広島に辿り着く。七波は母や祖母が亡くなった原因を知ることなく、その記憶に蓋をして生きてきたんだけど、広島で父親の姿を追いかけることで、だんだんとその記憶と真実が結びついていくの。

原爆や戦争のことを強調して非難する描き方ではないんだけど、何気ない日常を奪われた女性たちの心を繊細に描かれていて、それがとてつもなく切なくて。人はみんな、生きる権利も幸せになる権利もあるわけで。そう考える心すら燃やしてしまい、後世まで想いを残す戦争というもの…唯一の被爆国である日本だからこそ描けた心の映画なんだと思います。

監督が『半落ち』の佐々部清で、こういう繊細な表現の仕方は納得。すっごい泣いちゃいました。隣のねーちゃんはもっと泣いてたけど。あと、田中麗奈も麻生久美子も良かったけど、吉沢悠が意外に良かったです。

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