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2007年9月

2007.09.30

“新人ツアー(デビュー19周年)”@横浜BLITZ

今さら書いちゃったりなんかして…9月16日@横浜BLITZで行なわれた、筋少ちゃんの東名阪ツアーの初日に行きましたよ!

チケット取ってくれた筋肉仲間のM子ちゃんも今回はちゃんと行けてね。だがしかーし! 1200番台という最悪の整理番号。なのでパン食べながらのんびり並び、中に入ってもTシャツ買ったりしてたら、すっかり前方には行けない状態に。だけど暗転した途端に真ん中まで進み、今回はこれで諦めてたら…M子ちゃんはすげー前まで行ってたんだって!

アルバム『新人』を引っ提げたツアーということもあり、オープニングの「仲直りのテーマ」から、新譜収録曲をメインに、復活後にあんまりやってなかった旧曲なんかも交えつつの、さすが新鮮なセットリスト! 「ヘドバン変電所」なんか大変なことになってましたよ。アタマ振りまくりの橘高を相変わらずガン見のあたし…あー橘高ったら何て可愛いのかしら(←盲目チャソ)。

だけど個人的に、新譜あんまり聴き込んでなかったのと、ドラムがカチカチしすぎ&ヘンなオカズが入るってのであんまり乗り切れなかったの。リキッド&渋公までにせめて音源は聴き込もう。橘高のピックをゲットしてくれたM子ちゃん、感謝!

【set list】
1.仲直りのテーマ
2.暴いておやりよ ドルバッキー
3.日本の米
4.日本印度化計画
5.君よ!俺で変われ!
6.モーレツア太郎'07
7.未使用引換券
8.抜け忍
9.機械
0.その後 or 続き
11.Guru 最終形
12.踊るダメ人間
13.バトル野郎~100万人の兄貴~
14.イワンのばか'07
15.これでいいのだ
16.トリフィドの日が来ても二人だけは生き抜く
<encore>
17.おもちゃやめぐり(Acoustic)
18.新人バンドのテーマ
19.ヘドバン発電所
20.トゥルー・ロマンス
21.釈迦

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2007.09.27

『フラガール』★★★★★

Furasub レンタル屋ではずっと貸し出し中で借りられなかったんですが、先日台湾に行った時の往復で機内で観ました。『フラガール』です。ちなみに、台湾旅行記は追ってまた書くことにしますね。ついでに、先日の筋少のレポ(?)もまだ書いてないんですけど。

いわき市の炭鉱の町でのお話。代々、男は炭坑夫として、女は選炭婦として生きてきた地域なんだけど、石炭から石油へとエネルギー源が移りつつある時代で、鉱山も閉山に追い込まれるところが出てきている。そんな中、炭鉱会社がその危機を救うために考えたのが「常磐ハワイアンセンター」の建設。しかし、炭鉱の仕事に誇りを持つ町の人々は、当然ながらレジャー施設の建設に反対。

しかし、そこに住む若い娘たちは違う夢を持つ子たちもいて。ハワイアンセンターのダンサー募集の貼り紙を見て、“選炭婦”しかない将来から抜け出すために、早苗と紀美子(蒼井優)らは応募するの。しかし、肌も露なダンサーの姿を見てほとんどの娘たちは逃げ出してしまい、残ったのは早苗と紀美子、小百合(南キャン・しずちゃん)らの5人だけ。

その素人の5人にフラを教えるべく、SKDのダンサーだった平山まどか先生(松雪泰子)が招かれる。最初は田舎すぎる町と素人すぎる娘たちを見て教える気をなくすまどか先生だったんだけど、まどか先生の踊りを見て感動した紀美子たちの意欲に触れ、次第に真剣になっていく。

厳しいレッスンではあったんだけど、“どんな時も笑顔で踊るのがプロのダンサー”というまどか先生の教えは紀美子たちの心にも染み渡り、ダンサー予備生の数も徐々に増えていく。そうはいってもやはり町の人々からの風当たりは強く、いよいよ紀美子たちが人前でのダンスを披露しようというその時、町の人たちとダンサーを目指す娘たちとの軋轢によって、ある事件が起こってしまい…

いや~機内なのに母と二人で大泣きしました(笑)。これはまたちょっとちゃんと観たいかも。ダンスに頑張る彼女たちの姿や、まどか先生との心の交流なんかがすっごい胸に来ましたよ。しずちゃんの演技にいちばん泣いちゃったりして。そしてやはり、蒼井優のフラは凄かったね! 松雪より凄かったかも。この映画で終わっちゃうのはもったいないほどのフラでした。あとはウクレレの音楽も良かったな~。

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2007.09.22

『ボビー』★★★★☆

Bobby 大統領選に出馬したロバート・ケネディが、カリフォルニアでの予備選に勝利した矢先に暗殺されるまでの数日を描いた『ボビー』です。

1968年、キング牧師が暗殺され、ベトナム戦争では大量虐殺という混迷を極めたアメリカの現状を憂い、ロバート“ボビー”ケネディが大統領選に出馬。カリフォルニアでの予備選を目前にして陣営本部となるアンバサダーホテルでは、そんな選挙の喧騒と並行して、それぞれの日常が流れていく。

ホテルのオーナーとの不倫関係を解消した電話交換手。そのオーナーに解雇された、人種差別主義者でもある厨房の責任者。オーナーの妻であり夫との関係に悩むホテルの美容師。その美容室を訪れる新婦。厨房スタッフ、ホテルでショーを行う歌手、ケネディを取材するためにホテルに居座る記者、ケネディを盛り上げるスタッフ、ホテルを見守るドアマン……そんなそれぞれの日常の中に、一人の男がぶつかったのだ。

カリフォルニアでの勝利を受けて演説を終えた直後、男の銃弾にケネディは倒れ、ホテルはパニックに――。

アンソニー・ホプキンス、クリスチャン・スレーター、デミ・ムーア、シャロン・ストーン、リンジー・ローハン、ヘレン・ハント、イライジャ・ウッド、ヘザー・グラハム、アシュトン・カッチャー…といったそうそうたる出演陣で描かれる“日常”に対し、ケネディの姿はほぼ当時の映像。その映像の温度差が実に絶妙でね。ケネディ本人の目線でも客観的にも見せる一夜の出来事。こんな絶妙な映画を作れるアメリカなのに、今どこへ行こうとしてるのか、ちょっと切なくもなりました。

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2007.09.21

『過去のない男』★★★☆☆

Photo アキ・カウリスマキ監督作、ノルウェーを舞台にした何とも不思議な作品『過去のない男』です。

列車である地に着いた男が、公園のベンチで寝ていたら暴漢に襲われ、身ぐるみ剥がされる。血まみれの身体で駅まで行った男は、そこで倒れて病院へ搬送されるの。そして死亡とされるも、突如跳び起き包帯姿のままで海辺へ…。

そこで再び倒れ、その間に靴をすり替えられつつも、通りすがりの子供たちに助けられ、海辺でコンテナに住む夫婦の看病で回復する。だけど頭を殴られたショックで自分の名前が分からない。それでもそこで生活していると、乱暴な警備員の追求から、話の流れでコンテナを借りて自活することに。

そこから男の生活や状況は転がるように変化。家の傍では芋を植えて自給自足、身元が分からないばかりに職安を追い出されるも近所の食堂に助けられ、定期的に配給に来る救世軍の手配により服を貰い仕事も紹介される。今度は救世軍で働くイルマと恋に落ち、救世軍の楽団をプロデュースしたり、銀行でのトラブルに巻き込まれたり…と、人生のわらしべ長者か!?というほどに、ひとつ行動を起こすたびに良くも悪くも劇的に変化していく男の生活。そんな中で、ついに身元が明らかになって……

カウリスマキらしい、台詞によって状況が激しく変化していく作品。不条理なようで実はそうでもなく、“人生は後ろに進まん。進んだら大変だ”なんていう台詞とか、妙な現実感が不思議な作品でしたね。

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2007.09.18

かの川端がココで合コンしたそうな…。

Photo 先週の土曜日、大学時代の先輩の結婚祝いに、湯島にある「江知勝」という老舗のお店に行ってまいりました。あたしは全然知らないお店だったんですが、新郎セレクトによるここは、かの川端康成が合コンしたとかの(何だソレ)、由緒あるお店のようでして、入り口から重厚な佇まい。門をくぐれば木の匂いが漂うという、何ともステキなオープニングです。行く前に、仲居さんが高飛車らしい…というウワサを聞いていたので相当ドキドキしていたのですが、別にそんなこともなさそうで。

Photo_2 仲居さんに迎えられ、中に入ると通されたお部屋は2階にありました。青森の太宰治の生家=斜陽館もこんな木の階段があってステキだったよな~って記憶が甦りました。そういえば斜陽館、あたしは太宰の部屋に泊まったんですが、今は資料館だかになっちゃって泊まれないんだよね…。まぁ、建物を保存してくれるのはいいことだわね。で、仲居さんは高飛車ではなかったんですが、とにかく至れり尽くせり、常にお部屋で見張って…いや、甲斐甲斐しく動いてくれて、それもまた気分良く。

Photo_3 さてさて、お料理のほうはと言うと…コース的には中くらいのものだったそうですが、まず前菜(お魚やらお刺身やら)だけでかなりのボリュームでビックリ。前菜なしのすき焼きだけで、と頼む人がいるというのも納得です。そしてメインのすき焼きが用意されたわけですが…まず出てきたお肉ちゃん。厚みもあってデカい霜降り松坂牛が皿にてんこ盛りでテンションはマックスに(笑)。

Photo_4 そしていよいよ鍋に投入! いや~味つけもイイ感じで激ウマ。赤身が残ってる状態で食べたほうが美味しいという仲居さんの言葉に焦りながら肉を食べまくりました。ちなみに、このボリュームの皿が8人で4皿出てきまして、久しぶりにホントに腹いっぱい!になりました。大学時代はおバカなことばっかやってた面々なんですが、こういうイイモノを食せるトシになったんだなぁ…としみじみした夜でございました(笑)。

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2007.09.17

『寝ずの番』★★★☆☆

Main 久々に邦画を借りました。中島らも原作、マキノ雅彦(津川雅彦)監督作の『寝ずの番』です。なんつーか、らもさんの酔っ払った感じがよく出ていたのは良かったんじゃないかなーと。

落語家・笑満亭橋鶴(長門裕之)が危篤の床につく。弟子たちが師匠の最期の希望を聞こうと耳をそば立たせると…“ソソを見たい”とのこと。その役目を任されたのが弟子・橋太(中井貴一)の嫁・茂子(木村佳乃)。師匠のためと腹を決めた茂子の潔さにみんな感激するも、再び口を開いた橋鶴が言うには“ソトを見たいと言った”とのこと。全員が呆れる中で師匠は亡くなってしまう。

師匠のお通夜の晩、火を消さぬための寝ずの番をする一同。師匠の生前のめちゃくちゃな思い出を語りつつ、師匠の十八番の落語を完成させようと死体と共に踊りながらも、改めて悲しみを募らせる。

そんな矢先、今度は一番弟子・橋次(笹野高史)が急逝。彼もまた師匠に違わぬめちゃくちゃな私生活だったようで、寝ずの番をする兄弟弟子たちも泣き笑い。

そして、平穏を取り戻した頃、師匠の妻・志津子(富司純子)が急に亡くなってしまう…

めちゃくちゃな生前を憂い笑いながらも、その死をより感じて歎き悲しむ…それがリアルで余計に涙を誘うんだよね。そこがらもさんにも通じるようで、より切なかったり。らもさんもこうして、自分のことを笑って思い出してもらいたいのかな…。

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2007.09.15

『トリスタンとイゾルデ』★★☆☆☆

Small_2 ロミオとジュリエットの元となった史実…なんでしたっけ? 『トリスタンとイゾルデ』です。

イギリスが各部族で分断されていて、アイルランドに攻められている時代のお話。分断している部族同士同盟を結び、アイルランドに対抗しようという矢先、アイルランドに攻め込まれる。まだ子供だったトリスタンは床下に匿われたことで生き延びるんだけど、目の前で両親が殺されてしまう。手を切り落とされながらもトリスタンを守ったマークを王とする国に引き取られたトリスタンは、そこで地元の子供たちと育てられるの。

一方アイルランドでは女王である母を亡くして悲しみにくれる幼いイゾルデが。やがて美しく成長したイゾルデは王である父に婚約者を決められてしまい、自由な愛のなさに悲嘆する。

復興を遂げて来たイギリスに、再びアイルランドが奇襲をかけるの。だけどトリスタンたちの機転によって撃墜、アイルランド勢にいたイゾルデの婚約者も戦死するんだけど、彼の刀に塗られた毒にあたったトリスタンも仮死状態に。だが、死んだと思われたトリスタンは火を放った船で流されて弔われる。

その船はアイルランドに流れ着き、毒の知識を持つイゾルデによってトリスタンは一命を取り留め、やがて二人には愛が芽生えるんだけど、回復したトリスタンは再びイギリスへ。

アイルランド王の画策で、領地と姫を賭けて部族間での決闘が行われることに。部族の代表として出場したトリスタンは勝利するも、その賭けられていた姫がイゾルデだと知るや落胆…イゾルデはマーク王のもとに嫁ぐの。だけど二人は隠れて逢瀬を重ねるようになり、それはやがて悲劇を生むことに……

という、まさにロミジュリな“叶わぬ運命の恋”を描いた作品なんだけど、なーんか何にも心に来なかったりして。こういうタッチの作品でモロCGな背景も萎えたし。メロート役の俳優さんに萌えたぐらいでした。

トリスタンとイゾルデ DVD トリスタンとイゾルデ

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2007.09.10

『包帯クラブ』★★★☆☆

Photo 久々に試写会に行ってきました~。天童荒太原作、堤幸彦監督作『包帯クラブ』です。試写会場が東映の試写室だったんですが、フツーに会社のフロアの一角にあるところだったので、行く時にほんのりドキドキしてしまいました(笑)。

母と弟と暮らすワラ(石原さとみ)は高校3年生。卒業後は就職することを決め、普通に暮らしているんだけど、理不尽な現実に希望を見出せなかったりすることもある。そんな中、怪我をして行った病院の屋上でディノ(柳楽優弥)という少年に出会う。ぶしつけな態度にムカつくワラだったけど、ワラの話を聞いたディノがその場所に包帯を巻いたことで何となく癒しを覚えるの。

その後、同級生のタンシオの失恋話を聞いたワラは、何となくその場所に包帯を巻いてあげるの。感激したタンシオがその写真をメル友に回したことをキッカケに、ワラとタンシオ、そのメル友ギモとで“包帯クラブ”が結成される。そしてその行為の言い出しっぺのディノも誘って、みんなでHPを立ち上げるの。

HPを通じて送られてきた“人々の心の痛み”に対して、それを作った場所に包帯を巻きに行き、写真を撮って依頼者に送る…その行動が受けることで4人は喜びを感じる。そんな善意の行為のはずだったんだけど、“人の痛み”を想像することで自分自身の“痛み”を省みることにもなり、そして彼女たちの行動は別のところにも影響を与えていて…

役者陣に甘っちょろさを感じるところはなくもなかったんだけど、若いって、生きるってこういうことなんだよな~って意外にホロリとすることもあってね。だからこれは原作のほうを読んでみたい作品かも。文章だったらもうちょっと描写されてるのかも…とか、もうちょっと想像したいところかも…とか感じるところがあったからね。あとは柳楽くんの目が良かった。優しかったり厳しかったり色気もあって。彼がもうちょっと大人になった時もまた楽しみですね。

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2007.09.08

『リトル・ミス・サンシャイン』★★★★★

Photo 『リトル・ミス・サンシャイン』、ようやく観ましたが…ほっこりしつつ笑いもあって、ホント良かったです。

両親と祖父、兄のドウェーンと妹のオリーヴの5人で暮らす家に、母の兄であるフランクが来る。自殺未遂を起こして引き取られたのだ。そんな彼のことを厄介的な目で見る父と祖父だが、そんな家族もまた、それぞれに問題を抱えているのね。そんな時に、オリーヴが以前出場して2位だった子供のミスコンの地区大会で、優勝者が失格となったことで繰り上げ優勝。カリフォルニアで行なわれる大会に出場できることに。

家族で揉めながらも、結局は家族全員でバンで出掛けることに。今度は車中で、個々の抱える問題が形となって噴出。だけどそれによって、またオリーヴの大会を契機に、それぞれがそれまで逃げて来た家族との関わり方や自分の問題について、深く対峙することになるの。それは徐々にに家族の形を変えていき……

オリーヴ役の女の子がとにかく可愛いんだよね。無邪気な笑顔にほんわかした気持ちになるっちゅうかね。で、自分でも気付かないうちに自然に涙が出ちゃう映画でした。

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2007.09.01

『麦の穂をゆらす風』★★★★☆

Photo ケン・ローチ監督作、カンヌでパルムドールも受賞した『麦の穂をゆらす風』です。ドキュメンタリー・テイストの濃い作品で、何とも切なかったですねぇ。

1920年、イギリス占領下のアイルランドが舞台。英国軍の傍若無人な行動に、義勇軍(IRA)を組んで蜂起。やられたらやり返すという終わりのない戦いがどんどん激化していくの。

兄のテディをリーダーとする軍への加入を求められながらも、医学を学び、ロンドンの病院へ行くことが決まっていたダミアン。だけど、幼なじみが家族の目の前で殺害され、ロンドンへ向かうための列車で車掌が暴力を振るわれる――そんな許しがたい英国軍の行動を目撃し、義勇軍への加入を決意する。

テディを中心に、言わばテロ行為を繰り返すダミアンたちは、仲間の死という犠牲を払いながらも、信念を貫き続ける。そんな彼らの、アイルランド国民の想いは、停戦条約に辿り着く。そして束の間の平穏な生活を取り戻すも、それはそれまでの国民の生活を無視した条約だったわけで、それによって生まれた自由国軍と義勇軍はぶつかり合うことに。しかも皮肉なことに、自由国軍も義勇軍も同じアイルランド人なわけで、ダミアンは自由国軍に入ったテディとも戦うことになってしまうの。あくまで信念を貫き通そうとするダミアンはやがて……。

しかしアイルランドってやっぱ英語でも全然違うんすね。“How much money have you got?”って言っててイギリス英語の言い回しだわ!って分かったのだけはレッスンの甲斐がちょっとだけあったということでしょうか(笑)。

IRAの結成のキッカケって知ってるようで知らなかったから、切なくも仕方のないことだったのかなと思ったり…。だけど特に今のIRAは当時の信念からも歪んじゃってるよね。あたしが10数年前にロンドンに行った時はIRAの活動が激しかった時期で、爆破予告現場近くで事件に巻き込まれたこともあったの。そんなこともこの作品で思い出して…。やっぱり暴力の連鎖は何も生まないし良いこととは思わない。それは今も昔も同じこと。

争いのない平和な世の中を切に願います。

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