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2007.10.09

『今宵、フィッツジェラルド劇場で』★★★★☆

Phc_sub3 ロバート・アルトマン監督の遺作となった『今宵、フィッツジェラルド劇場で』です。アルトマン作らしく、会話で展開していく様が非常によかったですねぇ。

まだテレビのなかった時代のお話。『プレーリー・ショー・コンパニオン』というラジオ番組の公開放送がフィッツジェラルド劇場で行なわれている。長く続いたこの番組だけど、局の経営陣の交代で番組の打ち切りが決まり、この夜は最後の放送なの。…ということはお客には知らされていなく、出演者にも大々的には伝えられない。だけど“特別な夜”的に集められた出演者たちは、いつものように楽しく、時に慌ただしくステージを進める合間にも、番組と自分の関係や出演者同士の関係などを口々に語っていくの。それは様々な人生を見せるものであり、番組に直接関係なかった人…劇場に突如現れた白いコートの女も、実は番組によって人生が左右されていてね。

ショーで歌われる曲にもその人にとって意味のあるものだったりするから、会話と歌詞の流れや関係が実に絶妙で。そして何より、出演者陣も豪華。メリル・ストリープ、リンジー・ローハン、トミーリー・ジョーンズ、ケヴィン・クラインなどなど。メリルの歌も味があって良かったわ。

しかし“消えゆくもの”を描いた作品がアルトマンの遺作になったというのは、因果なものだったのか、アルトマンの遺志だったのか……

今宵、フィッツジェラルド劇場で DVD 今宵、フィッツジェラルド劇場で

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コメント

>kimion20002000さん。
こちらこそいつもTBありがとうございます。
アルトマンが亡くなったのは突然のことのように知りましたが、
彼自身はそういう予感があったのかも…と、これを観て思いました。
彼らしい最期の作品だなーと。

投稿: ぢゅん | 2007.10.21 14:26

TBありがとう。
わかりませんけど、アルトマンはどこかで、死の予感があったのかもしれません。これは、アルトマンらしい遺作だと思います。

投稿: kimion20002000 | 2007.10.20 01:45

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» mini review 07064「今宵、フィッツジェラルド劇場で」★★★★★★★★☆☆ [サーカスな日々]
カテゴリ ドラマ 製作年 2006年 製作国 アメリカ 時間 105分 公開日 2007-03-03〜 監督 ロバート・アルトマン ストーリー ミネソタ州セントポールのフィッツジェラルド劇場で、長年親しまれてきたラジオショウ「プレイリー・ホーム・コンパニオン」の、最後の公開生放送が始まろうとしていた。私立探偵を気取った用心棒ノワール、名司会者キーラー、カント...続きを読む 出演 ギャリソン・キーラー リンジー・ローハン ケヴィン・クライン トミー・リー・ジョ... [続きを読む]

受信: 2007.10.16 19:22

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