« “クリスマスだよ!'07筋少最終ライブ!ロザリア愛を撃ち殺せ!”@恵比寿LIQUID ROOM | トップページ | 『LUNACY』★★★☆☆ »

2007.12.26

『それでもボクはやってない』★★★★☆

02 周防正行監督の11年ぶりの新作『それでもボクはやってない』です。日本アカデミー賞に何部門もノミネートされているようですねぇ。

就職の面接に行くためにラッシュの電車に乗っていた徹平(加瀬亮)は、下車駅で痴漢容疑で捕まり、そのまま警察の留置所へ。身に覚えのない徹平はとにかく否認。だけど“認めてしまえば交通違反のようなもの”と警察は執拗に自白調書を取るように仕向け、それでも否認を続ける徹平についた当番弁護士も示談を勧めてくる。

それでもやってないことを認められない徹平は友人・達雄(山本耕史)に連絡。偶然上京していた徹平の母親(もたいまさこ)と達雄は新たに弁護士を依頼。そこから、主任弁護人・荒川(役所広司)と新人弁護人・須藤(瀬戸朝香)との冤罪を暴く戦いが始まるの。

“痴漢冤罪事件には日本の刑事裁判の問題点がはっきりと顕れている”と、須藤を諭すために荒川はこう言うんだけど、まさに映画の後半は裁判の進行と共に、そこに隠れた問題点がどんどん露になっていくんだよね。その理不尽さや不明瞭さといったらね…。

痴漢という犯罪の曖昧さと、曖昧がゆえの弁護の難しさをしっかりと見せてくれる作品。だからと言ってドキュメンタリー的な説明ばかりのものではなく、登場人物それぞれの思惑や感情もしっかり描かれていて、そんなところが秀逸作と言えるところなんでしょう。

それでもボクはやってない スタンダード・エディション DVD それでもボクはやってない スタンダード・エディション

販売元:東宝
発売日:2007/08/10
Amazon.co.jpで詳細を確認する

にほんブログ村 映画ブログへ←押してくださ~い☆

|

« “クリスマスだよ!'07筋少最終ライブ!ロザリア愛を撃ち殺せ!”@恵比寿LIQUID ROOM | トップページ | 『LUNACY』★★★☆☆ »

コメント

突然で申しわけありません。現在2007年の映画ベストテンを選ぶ企画「日本インターネット映画大賞」を開催中です。投票にご参加いただくようよろしくお願いいたします。なお、日本インターネット映画大賞のURLはhttp://www.movieawards.jp/です。

投稿: 日本インターネット映画大賞 | 2007.12.28 01:26

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/89919/9586399

この記事へのトラックバック一覧です: 『それでもボクはやってない』★★★★☆:

» 映画「それでもボクはやってない」 [茸茶の想い ∞ ~祇園精舎の鐘の声 諸行無常の響きあり~]
それでも、それでもボクはやっていない。控訴します!!刑事事件で起訴されたら有罪率99.9%、冤罪事件にかぎっても97%が有罪になるという実態・・ 仕事もせずブラブラしていた金子徹平(加瀬亮)、ようやく面接にこぎつけて会社に向かうが途中で履歴書を忘れたこと... [続きを読む]

受信: 2007.12.27 17:25

« “クリスマスだよ!'07筋少最終ライブ!ロザリア愛を撃ち殺せ!”@恵比寿LIQUID ROOM | トップページ | 『LUNACY』★★★☆☆ »