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2008.01.17

『善き人のためのソナタ』★★★★★

M_yokihito_ph アカデミー賞外国語映画賞を獲っている…んだっけ? ドイツ映画『善き人のためのソナタ』です。いやー良かった。ドイツモノに感銘を覚えやすいあたしではあるんですが、ホント良かったです。

時は1984年。まだ東西ドイツに分かれていた時代の話。独裁政権下の東ドイツでは、シュタージという秘密警察による反社会主義者狩りが行なわれていた。中でも特にマークされるのが芸術家たち。劇作家のドライマンも、大臣のお気に入り女優クリスタと恋人関係にある嫉妬も手伝い監視されることに。ヴィースラー大尉の指揮のもと、極秘で家中に盗聴機が仕掛けられ、ドライマンの行動&発言は全て記録されることになるの。

厳しい監視を続けるヴィースラーなんだけど、ドライマンとそこに集まる芸術家たちの純粋な会話を聞くにつれ、大臣の悪事を知るにつれ、だんだんと心に変化が生まれて来るの。そんな中、ドライマンが慕う脚本家イェルスカが自殺。悲しみに暮れるドライマンが、イェルスカの誕生日プレゼントの楽譜「善き人のためのソナタ」を弾くピアノの音を聴いたのをキッカケに、ドライマンとヴィースラーの関係が変わってくる……

どうしようもない社会と時代に縛られまくった人たちの、どうしようもない苦しみ。起こる出来事も散々切なくてどうしようもないんだけど、時代と社会が変わり、最後の最後にホッとする瞬間があるのがちょっとした救いでした。

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» 映画『善き人のためのソナタ』 [茸茶の想い ∞ ~祇園精舎の鐘の声 諸行無常の響きあり~]
原題:Das Leben der Anderen ベートーヴェンのピアノソナタ「熱情」を愛した男レーニン、だがロシア革命の指導者たる彼にとって、善き人になるためのソナタなど聴くことは叶わない・・・ 1984年はベルリンの壁崩壊の5年前、旧東ドイツの国家保安省シュタージのヴィー... [続きを読む]

受信: 2008.01.17 12:19

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