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2008年3月

2008.03.28

『もしも昨日が選べたら』★★★☆☆

Click_c267_df02177_r_rgb ようやく『もしも昨日が選べたら』を観ました。でも決して“昨日を選ぶ”という内容じゃなかったんで、原題の『CLICK』のままでよかったんじゃないかと思うんですけども。

建築士のマイケル(アダム・サンドラー)は超多忙の仕事男で、家族のこともあまり顧みず、妻のドナ(ケイト・ベッキンセール)は理解しながらもちょっとイライラも募っている。ある時マイケルに数日で仕上げないといけない仕事が舞い込むものの、休みをキャンセルしなければいけなくなったことで家族の不満も爆発。資料用のDVDを観るのにリモコンが分からずマイケルもイライラ。万能リモコンを買うために家を飛び出すの。

深夜に開いていたのは寝具専門のホームセンターだけ。とりあえず入ってみたそこで、“BEYOND(その他)”という不思議な扉を発見するの。その扉の奥にはモーティ(クリストファー・ウォーケン)という科学者がいて、“返品不可”という万能リモコンを渡される。

帰って何の気無しにリモコンを使っていると、やがてそれが人に対しても使えることが分かるの。愚痴を言い出したドナを一時停止してみたり、うるさいドナの友達を消音にしてみたり、風邪が治った後まで早送りしてみたり、最初は楽しく使っていて、そのために仕事でも成功するの。だけど、約束されていた昇進が、その仕事が終わった後、ということを聞いて、リモコンを使うことを思いつく。“昇進するまで”早送りした先は何と1年後。周りも様変わりする中、“社長”を想像しただけで、今度は10年後へ早送り。そこにはマイケルの想像しえない世界が待っていて……

とりあえずコメディータッチだから油断してたら最後に号泣しちゃったりね。…と思ったら結末は他にあったりして。だから裏にあるのはハートウォーミングなところで、意外にも真面目な作品でしたね。

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2008.03.25

『リトル・ダンサー』★★★★☆

Image07 イギリス英語を聞くのに良い作品だっちゅうことを聞きまして、『リトル・ダンサー』を観ました。原題は『BILLY ELLIOT』と言って、主人公の男の子の名前なんですね。ちなみに英語に関してどうだったかと言うと…まるで分かりませんでしたー。

炭坑夫の父親を持つビリーはボクシング・クラブに通っていたの。炭坑のストライキの関係で同じフロアでバレエ・クラブの練習も行われるようになったんだけど、その練習の様子を見て興味が沸いたビリーは混ざってみるの。彼の動きに可能性を感じたクラブの先生はバレエシューズを与えて練習を続けさせるの。

父親に内緒でボクシング・クラブを休んでバレエに通っていたことがバレ、バレエの練習を断念しそうになるも、先生がロイヤルバレエへの受験を勧め、父親を説得し、何よりビリー自身の意志もあって個人レッスンを開始する。バレエという弱々しいイメージに、ビリーの夢をなかなか受け入れられない父親だけど、やがて自分のポリシーを変えてまでビリーを応援するようになるの。そうして、ついにロイヤルバレエの試験に合格する。

そして時が経ち、ロイヤルシアターの幕が上がる――

ビリーの純粋な心と家族との関わり――実に心に染みる作品でした。でも、英語がまるで分からなかったので星4つです(分からないのは自分のせいですがsweat02)。

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2008.03.19

『タイニー・ラブ』★★★★☆

20071214 出演者がけっこう豪華な作品『タイニー・ラブ』を観ました。これ、2003年ぐらいの映画らしいんですけど、日本未公開作品なのかしら。原題は『Tip Toes』というらしいですね。何でなんでしょう。

スティーブン(マシュー・マコノヒー)は婚約者のキャロル(ケイト・ベッキンセール)に、家族が集まるパーティーのことを内緒にしていて、家族を紹介できないでいたの。不審がるキャロルにスティーブンはなかなか真実を伝える決心がつかない。

同じ頃、スティーブンの双子の兄ロルフ(ゲイリー・オールドマン)は友人と共にバイクを走らせていた。着いた場所は小人症の人たちの集まるパーティー。そこにスティーブンも合流する…スティーブンの家族は、スティーブン以外、兄も親も親戚も全員が小人症だったの。

パーティーを終え、戻って来たスティーブンは、キャロルに妊娠を告げられて混乱する。そして、仕事のためにスティーブンが家を空けているところに、友人らと揉めて行く当てのなくなったロルフが訪ねて来て、そこでキャロルはスティーブンの家族について知ることになるの。

始めこそ混乱するものの、ロルフと話し、家族に会い、子供を生む決心を固めていくキャロルに対し、混乱の続くスティーブン。それでも二人は結婚し、やがて子供が生まれるんだけど、その子はやはり小人症だということが分かり――

根底にあるのは物凄く重いテーマなんだけど、それをちょっとしたユーモアを交えて描いているのはアメリカ的って感じでしょうか。でもこれ、結末がビミョーなのよね。この後どっちに転んじゃうんでしょうか。だけどやっぱり、自分だったらどうするかを考えると、やっぱり混乱するよね…キャロルのようには強くなれない気がします。そういうところでは、カウンセラーが近いアメリカって、凄く救われるよなーと思ったり。

しかしこれ、一体どうやって撮影してたんでしょうねぇ…coldsweats02

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2008.03.09

『シリアナ』★★★☆☆

Main ジョージ・クルーニーがオスカーを獲った作品でもあり、、マット・デイモンら出演の『シリアナ』を観たのですがー…。

国際スパイのボブ(ジョージ)は、長年盲目的に任務を遂行してきたものの、ある時、それがよいように使われていたんだということに気付く。エネルギー・アナリストのブライアン(マット)は、カザフスタンの王子一家が開いたパーティに招かれたのだが、そこで息子を亡くすという事故に見舞われる。しかしそれをキッカケに王子の顧問的な立場となることに。

カザフスタンの油田を中心にした王族問題、政治問題、宗教問題、貧民層による盲目的な主従関係、そして自爆テロ…と、様々な問題が描かれているんですが、あたしには難しすぎました…ごめんなさいshock 作品自体の持つパワーとかは凄いんだけどね…。

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2008.03.07

Queen Adreena@原宿ASTRO HALL

3月5日のアルバム・リリース前日、なんとQueen Adreenaが初の来日公演を行ないまんた!!! 1日に新木場コーストで行なわれたイベントにも出てたんですけどね。ハコのキャパも小さいし、チケットも取れないだろうなーなんて思いながらe+の先行で予約。1枚で申し込んだからかもだけど、奇跡的に取れまして。

後ろのほうでわりとおとなしく観てたんだけど、ピラピラの衣裳で歌い、ハジけ、微笑むケイティに心は鷲掴みにされました。いや~ケイティったら可愛いのなんの!! 観ていてホントに幸せな気分になりました。

Qa0304setlist_2 ←ちなみにセットリストはコレ。インペリアルのサイトから勝手に拝借いたしました…coldsweats01

しかしね、ケイティのサインが付くって言うんでHMVのサイトから予約していたニュー・アルバム。家に着いたら届いてたので開けてみると…サイン入ってないでやんのpoutどうやら先着に間に合わなかったということなんでしょうけど、予約の時点でもそんなことサイトに書いてなかったし、届いた商品にもそういった一言もなかったし、だったらHMVでなんて予約しないで会場で買ったほうがよかったよーだ! …と、怒りを通り越して相当ガックリしたのでした…

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2008.03.06

『Shopgirl/恋の商品価値』★★★☆☆

Claire_danes3 クレア・デーンズ主演の『Shopgirl/恋の商品価値』という作品を観ました。日本では劇場未公開ということですが、何だか不思議な雰囲気のある作品でしたねぇ。

ロスに出て来て、デパートで働くミラベル(クレア)は、何も変化のない退屈な日々を過ごしていた。ある日、コインランドリーで自称アーティストのジェレミーに声をかけられ、二人はデートをするようになるの。

そんな中、ミラベルの家の前にプレゼントが届けられる。開けてみると、前の日に自分の持ち場であるグローブ売り場で初老の紳士が買っていったグローブだった。そして次の日、売り場に届け主、レイ・ポーター(スティーヴ・マーティン)が現れ食事に誘われるの。その頃ジェレミーとは、言うことだけデカくて自分からは行動しない彼に嫌気がさしていたため、レイの誘いに乗ってみることに。

レイの優しさにだんだんと惹かれていくミラベルだったんだけど、レイは決して本気にならない。一方ジェレミーは、ミラベルへの愛が伝わらない中、偶然ライヴ中のバンドのアンプを直したことをキッカケに、そのバンドとバスに乗ってツアーに出掛けることになる――

ミラベルとジェレミー、そしてレイが人との繋がりによって自分を省みて、自分を見つけていくんだけど、ちょっとファンタジーっぽいと言うか、どこかフワフワしたところが全編に漂っているのが不思議な感じ。だけどそれだけに、イマイチ踏み込み切れてないようなところもあるような…。現実的なところを描きながら、とにかく不思議なところがある作品でした。

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2008.03.04

『マイ・ブルーベリー・ナイツ』★★★★☆

Tmbn555_1011 ウォン・カーウァイ監督作、ノラ・ジョーンズ初主演作、2007年カンヌ国際映画祭オープニング作品という、話題盛り沢山の『マイ・ブルーベリー・ナイツ』の試写会を観てきました。いろいろと話題のある作品なので超満席なのかと思いきやそうでもなく、会場のニッショーホールは8割の入りといったところでしょうか。意外にもウォン・カーウァイの初の英語作品らしく、それもあってか英語の会話が分かりやすかったので、今後の勉強のためにも使えそうです(笑)。

男の浮気により失恋したエリザベス(ノラ)は、ニューヨークにあるカフェを訪れる。そこはジェレミー(ジュード・ロウ)が経営するカフェで、彼との会話とそこにあるブルーベリー・パイで落ち着きを取り戻し始めるエリザベス。だがまだ失恋の癒えない彼女は旅に出ることに。

メンフィスで、昼はカフェ、夜はバーで働き始めるエリザベス。そこでアル中の警官と、彼が執着する別れた妻(レイチェル・ワイズ)に会い、二人の愛に形を知る。

Portmanblue やがてエリザベスはカジノでレスリー(ナタリー・ポートマン)と出会う。信じるのは自分の運と力だけというギャンブラーの彼女に持ち掛けられた賭けで負けたエリザベスは、彼女と二人で彼女の父親がいるというラスベガスへ車で向かう。旅の間の彼女との会話から人生について考えるエリザベス。

そして、その土地土地で知った人生について考えながら、ジェレミーへ何通も手紙を送るのだ。その手紙を通して心を通わせていった二人はやがて再会する――

ガラスとか、何か越しに映った人物の映像がすごく多いんだけど、それがウォン・カーウァイらしい綺麗な映像でね。役者陣もみんないいんだけど、中でもジュード・ロウ。大きく優しい感じが、今までになくめちゃくちゃカッコよかった! ノラ・ジョーンズはヘンな初々しさはなくて良かったけど、妙に幼く見えました。

時間軸と距離の関係が時折分かりづらくなることもあってか、1時間35分という上映時間以上に長く感じたのは、やや難ってところでしょうか。

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2008.03.02

『ボルベール〈帰郷〉』★★★★★

Main ペドロ・アルモドバル監督作『ボルベール〈帰郷〉』を観ました。アルモドバル作品らしい会話劇で、良い雰囲気の作品でした。

母親の墓参りに出掛けた姉妹…ソーレとライムンダ(ペネロペ・クルス)と、ライムンダの娘。帰りに伯母の家に寄ると、そこで不思議な影を見るソーレ。ボケた伯母を心配しつつ家に帰る。ライムンダの家ではロクに働かない夫と喧嘩、その夫は娘に対して怪しい目を向けている。そして疲れて夫を拒否した翌日、ライムンダが家に帰ってみると、父親に襲われて殺してしまった娘の姿が。

そこに伯母の死の知らせが入るも、夫の死体を片付けるために葬儀への出席を断るライムンダ。そんな折、かつて働いていた隣のレストランが閉店し、鍵を預かることに。そこの冷凍庫にしばらく死体をしまうと、そこへ近くで撮影をしているクルーから昼食の依頼があり、ライムンダは受けることにするの。

一方、伯母の葬儀へ出掛けたソーレは、伯母の家で死んだはずの母の姿を見て……

ここから、姉妹同士の、母と娘(ライムンダと母、ライムンダと娘)といった複雑な関係性が会話によって徐々に明らかになっていくんだけど、それが切かったりほっこりしたり。何より、ペネロペの強さと繊細さが良かったですね。

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