『みんな誰かの愛しい人』★★★☆☆
フランス映画、アニエス・ジャウイ監督作の『みんな誰かの愛しい人』を観ました。いや~~実にフランス映画らしい、ちょっと陰鬱さもある会話劇、って感じでしたねぇ。
ロリータは返事のしないタクシーの運転手に苛立っていた。途中、父親とその妻を乗せ、父親もタクシーの運転手にキレながらも着いた先は、父親カサールの小説の映画化パーティーの会場。新進気鋭の作家ピエールを紹介され交流を持つようになり、いろいろと世話を焼く反面、自分はスランプから抜け出せないでいたの。
ピエールの妻シルヴィア(アニエス)は、ロリータに声楽を教える教師なんだけど、ロリータの暗さに嫌気がさして担当を降りようとする。が、彼女の父親が自分がファンであるカサールだと知るやいなや、練習を続けようとする。
カサールには若い妻がいるんだけど、心とは裏腹にいじわるな言葉ばかり浴びせてしまって、しまいには実家に帰られてしまうの。
一方ロリータは、父親の別荘に行く時に、仲の良いセバスチアンを誘うんだけど、本命は近所の別荘でパーティーを開いているマチューだったりする。
…といった具合に、登場人物同士が、なかなかはっきりと示さない愛情を胸に抱えながら、関わり合いを持っていくの。なかなかに、あたしのあまり得意じゃないタイプのフランス映画だわって感じです。最後はほっこりして良かったんですけどね。
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