『onceダブリンの街角で』★★☆☆☆
イギリス英語を聞きたいなーっていうことで、正確にはイギリスじゃないけど、アイルランドが舞台の作品『onceダブリンの街角で』を観ました。
実家の掃除機修理業を手伝いながら、プロのミュージシャンを目指してストリートで歌っている男(グレン・ハンサード/ザ・フレイムス)。夜になり、自作の曲を歌っていたところに、女が話し掛ける。楽器店でピアノを弾くことを楽しみにしながら、一人娘を抱え、チェコに住む夫と別居して生活している彼女。男が、楽器店で彼女の弾くピアノを聴き、そこでのセッションに感化される。男は、自分の曲への作詞を彼女に依頼。二人は音楽のやり取りを通して、心を通わせ始めるの。
だけど、男には想いの断ち切れない元カノと夢があり、彼女も夫との生活を立て直したいという想いもある。そんな中、男は元カノを探すため、本格的にミュージシャンを目指すためにロンドン行きを決意。そのためのデモ音源を作るレコーディングをすることに。男は、彼女とストリート仲間を誘ってスタジオに入るの。ワケ分かんない連中との仕事に、スタジオのエンジニアも最初はやっつけで接するんだけど、彼らの歌を聴いて奮起。メンバーもスタッフも心を込めたデモ音源が出来上がる。そして、男がいよいよロンドンに旅立とうとする時――
う~ん、何て言うか、“あっ、そう”って感じで終わっちゃった作品なのよねぇ。二人の関係性も、何やねんな!って感じだったし。この二人、実生活では本当にパートナーなんだっけな? 音楽自体も良かったし、音楽を通じて関係を築いていく…っていうところは良かったけど、う~~~ん…って気持ちの残る作品でしたなぁ、あたしには。
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ONCE ダブリンの街角で デラックス版 販売元:ジェネオン エンタテインメント |
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