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2009.07.28

『ブーリン家の姉妹』★★★★☆

04_large また久々です。ナタリー・ポートマンとスカーレット・ヨハンソンの競演で話題だった『ブーリン家の姉妹』です。っていうか、またイギリスモノを選んでみました(笑)。原題は『THE OTHER BOLEYN GIRL』っちゅうんですが、これは姉のセリフなんですねー。

イングランド王に息子が生まれず、地方の貴族たちは自分の家の地位を上げるために画策する中、姉アン(ナタリー)と妹メアリー(スカーレット)の父親は、アンを王の愛人として差し出すことを決める。

アンは頭の回転が速い娘で、メアリーは可愛いだけのちょっとアホな娘だから…という父親の見解から、メアリーは商人の嫁に出すの。その結婚式でアンは“私はブーリン家のもう一人の娘”と呟くんですが、質素な幸せで満足する妹を前に、地位の上がる結婚への野望をさらに強く持つの。

そして、ついに王が鹿狩りのための宿にブーリン邸へやって来る。そこで、アンは王に気に入られるように振る舞うも、王と共に行った鹿狩りでの失敗をキッカケに、王はメアリーのほうへ目をむけ始める。

この際、王の愛人になるのはどっちの娘でもいいや的な姉妹の父親は、メアリーを王の侍女として宮廷へ上がらせ、そのお供としてアンも一緒に行かせるの。

結婚している身であり、最初は仕方なく王に接していたメアリー。でも、“賛辞は別の誰かのもの”“永遠に影の存在”だと、メアリーの深意を突いた言葉を王に言われたことで、すっかり王に心を奪われる。

対して、嫉妬に心を燃やすアンは、王に内緒で(結婚には王の許可が必要だったよう)、許婚のいる公爵の息子と駆け落ち。これがメアリーが両親に話したことでアンはフランスへ追放されてしまうの。

無邪気な言動で姉を怒らせながらも、王の寵愛を受けたメアリーはついに妊娠。家族は大喜び。だけどメアリーは妊娠中に体調を崩し、絶対安静状態となったために王が遠のいていく。2ヶ月ぶりに帰国の命が下ったアンが、そんな王の前に再び現れるの。

フランスですっかり洗練されて、“オトコの転がし方”も学んだアンは王を翻弄。ついに王はアンに骨抜きにされちゃうんだけど――

これ、家や姉妹の問題だけじゃなくて、結局このことによってイギリスはローマから離れてイングランド国教会を設立する原因となった事件でもあり、エリザベス1世へと続く話でもあるわけで。話の展開が激しくて、なかなか難しいところもありつつも、実に興味深い作品でした。

やっぱ、国は違えど“戦国時代”ってのは女はあくまで道具であり、どうにも出来ない運命に踊らされるのね…。

賢い姉と、純粋すぎる妹という対照的な姉妹を演じたナタリーとスカーレットもイイ感じでした。やっぱ口角の上がったナタリーと、ポカン顔のスカーレットは、まさに!という感じなんでしょうか…(笑)。

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コメント

>ナラリーノさま
あたしには『つぐない』が“静”で、
こっちが“動”な印象だったんですけど、
どちらも女子の恐ろしさと切なさが良かったです♪
俳優陣がわりと好き、ってのもありますけど(o^-^o)

投稿: ぢゅん。 | 2009.08.01 22:41

わ、面白そう♪
「つぐない」も好きな映画だし
こちらのオススメ映画は私のツボにハマりそうです!

投稿: ナラリーノ | 2009.07.31 21:36

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