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2011年5月

2011.05.31

『わたしを離さないで』★★★☆☆

600_never_let_me_go1キーラ・ナイトレイが出てるのと、何となく評判良いようだったので、『わたしを離さないで』を観ました。原題は『Never Let Me Go』です。まぁそのままですね。

幼少期に寄宿学校「ヘイルシャム」で学ぶ少年少女たち。外界と遮断した暮らしで、自分たちの出生についても知らないまま、やがて18歳になった彼らは寄宿舎を出て、農場のコテージで生活することに。そこで、別の寄宿学校から来た他の生徒に、初めて“外界”のことやいろいろなことを知る。

幼少期からお互いを想い合っていたキャシー(キャリー・マリガン)とトミー(アンドリュー・ガーフィールド)だったんだけど、その二人への嫉妬心もあったルース(キーラ・ナイトレイ)が略奪的にトミーと付き合うようになる。

やがて、“提供”の時期が来た3人はコテージを出てバラバラに。“介護人”となって外の世界で一人暮らしを始め、“提供”が猶予されていたキャシーは、仕事として訪ねる病院で、すでに“提供”が始まっていたルースに再会…。

なんつーか、あまりに信じがたいSF的な設定と、その展開…切ないやら怖いやら。映像が綺麗すぎるところも、その残酷さを浮き彫りにしてるんですね。。

設定は違うけど、目的が非現実的/非人間的な“寄宿学校”を題材にしているというところでは『エコール』なんかも思い出しましたが、ヨーロッパの寄宿学校には、そういう裏の姿もあるものなんでしょうか。。。

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2011.05.06

『英国王のスピーチ』★★★★★

Kingsspeech 社長の気まぐれによる突然の連休対応で平日が休みになったので、『英国王のスピーチ』をようやく観に行ってきました! 原題は『The King's Speech』ということでそのままです。

先日結婚式をしたウィリアムの曽祖父にあたるジョージ6世を描いた物語です。
父親の厳しさと、兄への劣等感から、幼少期から吃音に悩むジョージ(コリン・ファース)。父親である国王からスピーチの代役やらレクチャーやらを受けるも失敗、だが自分はその役目を担う人間ではないのだからと思っていた矢先…

体調を崩していた国王が他界、すぐさま兄エドワードが王座に就くも、かねてからの奔放な恋愛関係で国民からの信頼は得られず、エドワード自身も王座を捨てて恋を選んでしまい、王位がジョージに回ってくることに…

就任のスピーチにも失敗、自暴自棄になるジョージを献身的に見守る妻のエリザベス(ヘレナ・ボナム=カーター)が、スピーチ矯正の専門家ライオネル(ジェフリー・ラッシュ)の元へジョージを何とか連れて行くことに。

相手が誰であろうと対等に向き合おうとするライオネルの姿勢に面食らうジョージ。吃音の根本の原因を見抜いたライオネルは、様々な方法でジョージの心に入り込もうとするのだが…

んー、やっぱコリン・ファース良かったですねぇ。コリン・ファース好きなので、オスカーも獲れて良かった!
でもジェフリー・ラッシュのほうが演技の凄味的にはあった気もします。

あとは個人的には、ウエストミンスター大聖堂での戴冠式のシーンとか、かなり興奮しました。見たことのある景色で。

とりあえず、キングス・イングリッシュのためにもDVD出たら買お。

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